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夜が深まるにつれて、神殿前の広場の戦場は一層凄惨な様相を呈していた。ヒュドラが闇の中で暴れ回り、その9本の首が次々と攻撃を繰り出している。空には火の玉が舞い、地面には毒が立ち込める中、マドレシスとエリオスは必死に戦いを続けていた。

エリオスは集中を高め、ヒュドラの最も攻撃的な首の一つを狙っていた。彼の魔法の力が光の束となり、ヒュドラのすべての首に絡みつく。首が激しく暴れながらも、エリオスの魔法がその動きを封じ込める。彼はそのまま首を掴み続け、体全体に力を込めている。

「今だ、マドレシス!」エリオスの声が闘志を燃やす。

「あゝ!分かってる!」

マドレシスは冷静に状況を見極め、エリオスが作り出した隙間を見逃さず、一気に攻撃に移る。彼の剣が光を受けて鋭く輝き、彼の目には決意の光が宿る。マドレシスは、ヒュドラの首に向かって力強い一撃を放つために踏み込み、その瞬間に全力を注ぐ。

マドレシスは剣を一振りすると、ヒュドラの首が次々と切り落とされる。首が地面に落ちる音が響き渡り、その度にヒュドラの体が震え、動きを止める。残る首たちも、エリオスの魔法で動きを封じられ、マドレシスの攻撃を受け続ける。

ヒュドラの体がついに崩れ、9本の首が次々と切り落とされると、その巨体が力を失い、広場に無力に横たわる。ヒュドラの首が地面に落ちると、周囲に広がっていた火の玉や毒の霧も収まり、静けさが戻る。戦場は静寂に包まれ、彼の敗北が明らかになった。

エリオスは疲れ果てながらも、力を振り絞ってヒュドラの首を掴み続けていたが、最後にはその手を解放する。彼の体は完全に力を失い、地面に膝をつく。

「これで、終わった…」エリオスは息をつき、安堵の表情を浮かべた。

マドレシスは、戦いの終息を確認し、深い安堵と共にレオンの死を思い出す。彼はレオンの勇敢な最後を心に刻み、その犠牲が無駄にならないよう、これからの挑戦に備える決意を新たにする。

「レオンの意志を忘れない。彼のためにも、この戦いを続ける。」マドレシスは、エリオスに向かって語りかける。

ヒュドラを倒したことで、マドレシスとエリオスは一時的な安息を手に入れる。しかし、戦いはまだ終わっていない。彼らは新たな試練や挑戦が待っていることを理解し、これからの冒険に向けて心を新たにする。

神殿の前には、ヒュドラの屍が広がり、戦の爪痕が深く刻まれていた。マドレシスとエリオスは、互いに力を合わせ、これからの道を切り開く決意を固める。レオンの勇気と決意を胸に、彼らは新たな冒険へと歩みを進めるのであった。

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