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しまだ
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しまだ
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コメント
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うわ、めっちゃ可愛いお話……! でもただのイチャイチャじゃなくて、ぐちつぼの“無言の不機嫌”がコミカルで、ぺいんとの慌てた反省シーンにすごく惹き込まれました。異形らしく無言で指をさす最後の仕草も、この関係性がぎゅっと詰まってて好きです。設定や世界観はもちろんなんですが、2人の空気感がほんわり伝わってくるのが素敵でした。続きが気になります!
この小説はnmmnです。ご本人様とは一切関係ございません。転載、拡散はご遠慮ください。
ある日の昼下がり、ぺいんとは特にやる事もなくぼうっと突っ立っていた。すると突然視界が薄暗くなった。パッと振り向けば、大きな手で頬を掬い取られ、真っ赤な顔布で強制的に外界から隔離される。
「とぅーん」
緩く弧を描く、妖しい光を宿した瞳に射抜かれると、何故か身体から力が抜けていく……訳もなく、唇を尖らせ咎めるようにその名を呼ぶ。
いつもならこれで解放されるはずなのだが、どうやら今回は違うらしい。
「なに、どうしたの」
「……」
黙りを決め込むぐちつぼは明らかに不機嫌です、といった面持ちで、ぺいんとは今日一日の言動を振り返ってみる。
「…もしかして、ふわっちの人質やったから嫉妬してんの?」
「……」
相変わらずぐちつぼは何も応えないが、それ以外に思い当たる節もない。何より、不安げに揺れるその目が当たりだと言外に告げている。
「ごめんって」
軽く謝りながら抱きしめると、ぐちつぼも同じように抱き返してくる。
「俺が1番好きなのはぐちーつだよ」
「…知ってる」
体を離し、顔布を取り去られた時にはもういつもの彼に戻っていて、異形らしく無言で指を指してくるぐちつぼをはいはい、とあしらいながら、たった今表示されたダウン通知に向かおうと無線の電源を入れた。