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挙式が終わって、私達はみんなを樹のレストランに招いた。



疲れてるだろうけど、今日のために考えた料理を、樹は手早く作って振る舞ってくれた。

食材は私の大好きな物ばかりで、決して高価な食事というわけではなく、温かみのある家庭料理を用意してくれた。



その気遣いがとても嬉しかった。



真奈も良介君も、その味にすごく驚いていた。もちろん、集まってくれた他のみんなも満足してくれたみたいだった。



笑顔が溢れた食事会が全てが終わり、お互いの家族はタクシーでホテルに向かった。

私の両親は、明日以降、数日こっちの観光を楽しむみたいで「楽しみだ」と張り切っていた。



私達は、家族を見送った後、真奈と良介君をホテルまで送った。2人は、明日、日本に戻る。



「真奈、良介君、今日はありがとう。ゆっくり休んでね。また明日迎えにくるから」



「ありがとう。2人とも疲れたでしょ? 結婚式なのにいろいろ気にしてもらってごめんね。帰ったらゆっくりしてね」



「平気だよ。2人こそゆっくり休んで」



私達は、明日空港まで送っていく約束をして2人と別れた。



部屋に戻った私達は、先にシャワーを浴びた。



まだ夜の浅い時間。



「柚葉、食事のやり直し」



樹は、私のために作ってくれた料理をレストランから持ち帰ってくれてた。



「あんまり食べられなかっただろ。ゆっくり食べよう」



「ありがとう。すごく嬉しい」



「実は、俺もお腹空いてる」



2人で顔を見合わせて笑った。



「今日から、私達はちゃんと夫婦なんだね」



「ああ、そうだ。ちゃんと……」



樹は、私に軽くキスをした。



「ずっと守るから。これから先の人生、ずっとずっと……」



すごく照れる、樹の顔が近くて恥ずかしくなる。



「私も、樹の役に立ちたい」



「充分役に立ってる。柚葉は俺の側にいてくれればいい。それが1番嬉しい」



「うん……いるよ。絶対、側にいる」



「後で……可愛がってやるから」



その言葉に、顔から火が出そうになった。

樹はニコッと笑って、私の髪を優しく撫でた。



「さあ、食べよう」



胸がいっぱいで、あんまり食べれられない。

一体いつになったらこの状況に慣れるのかな?

たぶん、まだまだ無理だろう……

だって、樹の言葉は私の心をドキドキさせる魔法みたいなものだから。いつだって私は樹にキュンキュンさせられっぱなし。



2人の優しい時間がゆったりと流れる。

大切な人と、楽しい会話をして過ごす夜。



あなたの全てが好き。

泣ける程に、私はあなたを愛してる。

この気持ちはずっと変わらない。



樹は、ソファに座る私を両手で強く抱きしめた。



「絶対、離さない」



その言葉にスイッチが入り、激しいキスが私の体を熱くした。

樹は、指と舌で体中を敏感にする。



「ダメ……だよ」



「ダメじゃない」



樹の感触を体全部で受け止めながら、その気持ち良さに激しく乱れた。



何時間そうしていたのか……

気づけばいつの間にか、私達はベッドで抱き合ったまま眠っていた。

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