ー注意事項ー
・この作品は第1次wrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・腐要素⇢shp×ci、モブ×ci他諸々含みます。
(ほぼci総受け)
・マフィアパロ、洗脳パロが含まれます。
◇◇◇
「 ドン、次の現場は北だと報告がありました。 」
「 そう。 じゃあ用意しようか。 」
「 今からですか?? 」
「 うん。 ちゃっちゃと済ませよう。 」
スーツを纏い、サングラスをかけた男は、窓の外を眺めていた。
飛行機が雲を破って飛んでいくのを、ただ眺めていた。
彼はciだ。
若くしてここ、犯.罪組織の首領をしていた。
ciは、小さくため息を着き、部屋を出る。
「 ドン、車の用意ができています。 」
「 分かった。 行こう。 」
ciは鬱陶しい水色の髪の毛を結び、車に乗った。
両サイドには幹部が座っている。
ciは車の窓が見れなくて、またため息を着いた。
「 最近、俺らを嗅ぎ回ってる連中がいると報告がありました。 」
「 誰にでも敵はいるからね。 仕方ない。 」
「 こちらも攻撃されたらそれなりの処理をしますので、心配ご無用です。 」
「 そう。 任せたよ。 」
ciはふう、と首の力を抜いた。
最近は命の危機に近付きすぎている。
それが犯.罪組織というものなのは承知している。
「 今回はなんの取り引き?? 」
「 コレです。 あ、ドンは吸わないで下さいよ。 吸うならタバコ用意してあるんで。 」
「 分かってる。 …コレどこで手に入れたの。 」
「 コレはxxが闇.市で。 」
「 アイツまた無茶したの?? 」
「 叱っときましょか?? 」
「 …いや、いい。 好きにさせとけ。 」
それから、車は山を上がり下り、現場までやってきた。
「 ドン、行きましょう。 」
「 うん。 」
車から出ると、古臭い小屋からズラズラと男が出てきた。
ciは、汗の匂いに鼻をつまみそうになった。
「 ようやく来ましたか。 」
「 待たせたようで…。 」
ciは手袋を付けて、ケースを手に取った。
男らはニヤニヤとこちらに近寄ってくる。
「 コレが今回のぶ」
「 おいコラ"ァ!!!!! お前らの首領の首取られたくなきゃ金を全て置いてけェ!!!!!!! 」
ciは周りにいた男ら5人から拘束された。
慌てて後ろを見ると、側近の幹部は既に気絶をしていて、車で待機していた奴らが連れ出されていた。
逃げろ、と口パクで伝えるが彼らはパニックでこちらを見向きもしない。
「 なぁ、ciサンでしたっけ?? 」
「 …なんですか。 」
「 可愛い顔してますよなァ?? なんでサングラスつけてるのかな思っててん。 」
毛むくじゃらの指が、ciの頬を撫でる。
嗚呼、悪いことをした人生は、気持ち悪い終わり方をするらしい。
ciは大きくため息を零した。
「 本当は試したかったんやけど。 生憎国王から最初は自分だってしつこく言われてんねん。 」
この犯.罪組織は、ci達とは違った。
国における、特定の派閥なのだろう。
だから、国が味方をしていて、コイツらも国を味方している。
ciを乱暴に拘束しながらケースを開いた。
「 お前らんとこの首領サン、薬漬けにされたくなきゃ大人しくしてなァ!!!!! 」
「 お前ら逃げろ!!!!! 」
「 黙りなよciサン〜?? 」
口を分厚い手のひらで塞がれる。
その時、砂埃を立てて、でかい車がやってきた。
「 ciサンがいるやないかァ♡ 」
「 …ッ、a国王 」
「 オレの事知ってるん?? あはァ、嬉しい 」
国王はciを力強く抱き寄せると、車の中へと入って行った。
それと同時に男らも数人中に入り、車が動き出す。
後部座席は無駄に広いが、逃げることは出来なかった。
「 ちょっと楽にさせたるからなァ。 んん、ほらもっとこっち寄って 」
「 …ッ、 」
「 これを思いっきり吸うんや!! ほらァ! 」
鼻に布を押し付けられる。
布には薬が染み込まれていて、ツンとした匂いが鼻の奥にクる。
お前これ嗅がせすぎだろ。
ciは抵抗も虚しく、意識を失ってしまった。
焦る無様な国王の声を聞きながら。
◇◇◇
「 …いました。 ナンバー一致、a国の車発見しました。 」
『 よし、よくやった。 突っ込め。 怪我をするなよ。 』
「 分かりました。 」
静かにヘルメットを深く被る。
shpはバイクの上に立ち、ナイフを持って車に飛び乗った。
流石の運転手も、shpが飛び乗る音に気がついたのか、運転を止めた。
窓が開く音がする。
それを狙い、shpは足を振り下ろした。
「 ギャアッ!?!?!?!?!? 」
そのまま、身体を拗らせて車の中へと入り込む。
運転手を気絶させ、扉を蹴って外す。
それから、後部座席にナイフを向けた。
「 a国王さんですね。 違法な物を所持し、周りに売り散らかしてると報告を受けました。 」
「 …ッ!? お、おまえは誰だ、!? 」
「 …誰でしょう。 そこの青年を解放しろ。 」
国王の膝の上でぐったりと倒れる青年を見て、shpは低く威嚇をした。
国王の手が、彼の衣服の中へ入っているのを見て、さらに嫌悪感を抱く。
「 一気に摂取させましたね。 彼、そのままだと息絶えますよ。 」
「 …ふ、まあいい!! 俺もここで息絶えるのなら、心.中するような物さ。 」
「 ん”ッんん…。 」
shpは咳払いをした。
国王は目線を、shpに移す。
「 …な、なんだ。 」
shpはその問いを無視して、手を叩いた。
「 改めまして…。」
「 ツーマンセルの片割れ、shpと。 」
「 チチチチチースッ!!!!!! zmだぜェ!!!!!!!! 」
後部座席の扉を破壊したzmが、素早く国王を縛り上げる。
shpはヘルメットを外し、横たわる青年を抱き上げた。
「 そ、そいつは俺のだ…ッ!!! 」
「 ね〜ね〜?? 国王サンッ?? 」
手を伸ばそうとする国王の顔を、zmが覗き込んだ。
何かを企むような、いや、無邪気にも見える。
そんな笑顔を浮かべていた。
「な、なん「 間違えたー!! サッカーボールサンやったぁッ!!!!! 」 …えッ 」
そういうとzmは縛られた国王を蹴って遊び出した。
shpはこれまた悪そうな顔で笑っていた。
『…あのー。 遊びすぎんなよー?? 』
インカムが着いていたらしい。
rbが忠告をした。
「 嗚呼そうやった。 rbさん、薬物中毒者ってどうすればいいっすか。 」
『 は!? shpヤったんか遂に!? 』
「 ちゃいます。 攫われたと思われる青年が、意識失ってて。 」
『 嗚呼…そういうことか。 それは俺にも分からへん。 連れて帰ってこれそうか?? 』
「 りょーかいっす。 」
背中に背負い、ジャージで結びつける。
zmはと言うと、国王を蹴るのに夢中で大分遠くへ行っていた。
「 zmさんおうち帰るよー 」
「 ッ!! 帰ろー!!!!! 」
zmは国王を気に縛り、スキップで駆け寄ってきた。
わんこに見えるのは、shpだけだろうか。
◇◇◇
「 …ん"、ぉ、おええ… 」
「 あ。 起きた、大丈夫か?? 」
「 …ん、んん?? 」
気がつくとベッドに寝かされていた。
横のパイプ椅子に、瞳が白いのが特徴的な男が座っていた。
…ここは天国だろうか。
ciは目を擦り、何度も彼を見た。
「 まだ辛そうやな。 よし、これ飲むとええよ。 」
「 …て、天使ですか、?? 」
「 …んッ?? んふふふッ、俺はem。 ここは天国でもないし地獄でもないよ。 君は生きてる。 」
emは白湯を机に置いた。
ciの額に触れると、ゆっくり頷いて微笑んだ。
「 今軍医いないから少し待ってな。 」
「 …あの、少し聞きたいことがあるんですけど。 」
「 んー?? 」
「 お、俺って…どうなりました?? その、例えばどういう経緯でここに来たとか。 」
emはうーん、と顎を触った。
「 詳しい話は、shpくんに聞くとええ。 嗚呼、紫色のジャージ着とる子やから。」
「 分かりました、 」
「 俺が知ってる限りやと、君は拉致されたんじゃないかって。 」
「 …そうですね。 その、姿とか。 服、脱がされたりしてませんでした?? 」
emは目を大きく開いた。
ciは何とも申し訳ない気持ちになり、俯く。
「 ここに運ばれてきた時は服着てたよ。 まさか…拉致って、そういうこと目当て?? 」
「 …多分そう言ってたと思います。 」
「 …そうか。 辛いこと思い出させたな。 すまん。 」
頭を下げるemを慌てて止める。
元々ciの手を握ってくれていたのだが、気遣って手を離してくれた。
いや、別に気にしてはなかったが。
「 お待たせ〜。 起きたって聞いたから慌てて来たよ〜。 」
ciよりも淡い水色の髪の毛をした男がやってきた。
恐らく、彼が軍医だろう。
彼はヘアゴムと、サングラスを机に置いた。
「 これ君のやろ?? サングラス、少し曲がってもうたけど。 」
「 ありがとうございます… 」
「 よし、薬が抜けたか検査するからな。注射は平気?? 」
「 はい。 すみません… 」
snはドカドカとemの上に座り、ciの腕を触った。
「 え、ちょ…え?? 」
「 動いたらemにもぶっ刺すからねー。 」
「 えっ…はッ!? 」
「 はーいおっけー。 一応安静にしといてね」
「 わかりました、えっと…名前、聞いても?? 」
「 俺はsn。 君は?? 」
「 ciです。 ありがとうございました 」
snはciの頭を少し撫でると、カーテンの外へと出て行った。
「 じゃあ、俺も書斎に戻るわ。 また来るね。 」
「 はい、また。 」
emも本を片手にカーテンの外へと出て行った。
ciは寝転がり、目を閉じた。
◇◇◇
「 ん…くぁ"ぁー… 」
「 でっかいあくび。 」
「 えッ!? 」
とうに日は落ち、暗くなっていた。
随分と長く眠っていたciは身体を伸ばしていた。
すると、ランプに照らされた紫色が揺れた。
「 おはようございます。 ん?? こんばんわの方が正しいか。 」
「 …あッ、紫色のジャージ!! 」
「 はい。 shpです、emさんから話は聞いたらしいですね。 」
「 はい…ありがとうございました、あの、えっと 」
たじろぐとshpは楽しげに笑った。
「 あんなジジイにああいう事されるのキツイわな。 俺には分からないけど、察します。 」
「 …まあ、慣れっこですから。 」
「 は?? 慣れっこ!? 」
ciは借金を返せず身体を売った女、、それからもちろん自身を狙ってくる男らを沢山見てきた。
今までは、なんとか対処できていたが、まさか薬がここまで影響を及ばすとは。
「 アンタ気に入られそうな顔してますもんね。 だからサングラスを?? 」
「 はい。 この目の色気に入る人もいたんで。 」
「 ふーん… 」
あ、敬語外していい??とshpが軽く言うのに頷く。
shpはヘルメットを机に置き、ジャージを脱いだ。
「 ciはそういうのにトラウマあるん?? 」
「 まあないかな。 今のところ。 」
「 ciがよかったら、一緒に遊びに行かん?? 俺、誰かとスキーとかキャンプとか行きたかってん。」
照れくさそうに俯くshpを見て、ciは嬉しそうに笑った。
何度願ったかの普通の生活。普通の知り合い。
遊べるんだ。友達もいて。
ciは元気よく力いっぱいに頷いた。
「 俺も行きたい!! shpくんと!! 」
頑張って続けさせます完結まで
今から部活です😭つらつらつらつらつら
コメント
4件
ciくんが首領ってあんまりないからめっちゃ新鮮だ✨️ とうとう華のJKだね!!!! ここちゃんはなんの部活入ったのかな 私は新しいクラス友達少なくてぼっちなりかけで悲しい😢
私がリクエストしたやつだ…イメージしてたやつよりハイクオリティっていうか、内容が詰まってて良き…
ここちゃんの小説読むの楽しい 教科書全部ここちゃんが作った文章ならやる気満々で授業受けれるんだけどな… 部活頑張れーーー!!!!!!! 私の偏見かもしれないけど高校の部活が1番ハードだからほんとにここちゃんが部活終わったら撫で回して褒めまくって褒め言葉でもみくちゃにしたい