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桜魔の国のお姫様 第四話



杏奈side


一人目:加賀美ハヤト


加賀美さんは茶色を基調にしたチェック柄のワンピースを選んでくれた。

甲斐田「おぉ〜!大人っぽくていいですね!チェックもかわいい!」


加賀美「あまり小さい女の子が好きなものはわからなかったので…」


剣持「でも似合ってますよ。」


杏奈「えへへ!これかわいい!」



二人目:剣持刀也


剣持さんは薄い水色のスカートに白いTシャツ、その上にカーディガンを選んだ

不破「かわええな〜」


剣持「少し明るめの色にしてみました!」


杏奈「この色もかわいい…!」



3人目:不破湊

不破さんはキラキラのビーズが付けられた上着に、中はシンプルなズボンとTシャツ

杏奈「キラキラ…!」


不破「ええやろ、これ!」


加賀美「きれいですね!」




杏奈「う〜ん…」

正直どれも良かったが、「これにする!!」というものは選べない…

どうしよう……!


杏奈「甲斐田ー」


甲斐田「はい?どうしました?」


杏奈「甲斐田も服選んでー?」


甲斐田「え、僕もですか?」


杏奈「だって、甲斐田だけ選んでないじゃん。」


甲斐田「えぇ〜…わかりました。ちょっとまっててください。」





甲斐田「こんなのはどうですか?」


杏奈「…!」

甲斐田が選んできたものは「桜」が描かれたTシャツにズボン、カーディガンというシンプルなものだった。

だけど…


杏奈「これにする!!!」


甲斐田「え、これでいいんですか?」


杏奈「ええ!」


加賀美「では、私達が選んだものは私がプレゼントしましょう。」


杏奈「え、いいんですか?」


加賀美「ええ、もちろん。」


剣持「似合ってましたしね!」


不破「社長に甘えちゃいな!」


杏奈「…じゃあ、お願いします!」




甲斐田「じゃ、そろそろ帰りますか!」


杏奈「え、もう?」


甲斐田「もう暗いですし、明日も用事ありますよね?」


杏奈「明日?…なんかあったっけ?」


甲斐田「え、忘れてる?!式典ありますよね?!」


杏奈「あ…あぁ!建国記念の?」


甲斐田「そうです!」


剣持「建国記念?」


甲斐田「はい!桜魔ではお祭りが開かれるんですよ!」


不破「へぇ〜!おもろそうやな!」


加賀美「こちらは祝日にされてはいますけど、お祭り騒ぎではありませんしね。」


甲斐田「お嬢はご当主様と一緒に出席されるのに、なんで忘れてるんです?!」


杏奈「だってめんどくさいし…はぁ…」


剣持「…ねぇ、甲斐田くん。それって僕達も行けたりしないの?」


甲斐田「え?行けはすると思いますけど…どうしてですか?」


剣持「ちょっと興味あるし、杏奈ちゃんも僕らいたらいつもとは違うお祭りになるんじゃないかって思って。」


杏奈「え、ほんとですか?!来てくれるんですか?」


加賀美「まぁ、そちらがいいと言うのなら…」


不破「俺も桜魔ってちょっと気になってたし!」


杏奈「今日のお礼をしたいので、ぜひ来てください!!」


甲斐田「じゃ、僕は皆さんが来る用に準備しときますね!」


加賀美「お願いします。」


桜魔の国のお姫様

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