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映画見たいけど見れてない泣 というか神ってるだろ!!!!!!わっはあああああああああああああああああああ
8番出口パロ
日本 迷う男
アメリカ 歩く男
⚠色々注意、グロ有⚠
ガヤガヤとした人のざわめき、コツコツと鳴る革の靴。
全てが煩わしく思える。
自分は大好きな本を見ながら、慣れた足取りで改札を通る。
人にぶつかったって気にしない。いや、集中しているせいか気付けない。
その時、違和感を感じた。
日本「…え」
人が誰も居ない、ある地下鉄。
足音も声もなにも聞こえない。
目の前には、白いタイルの壁がずっと続いている。
コツコツコツ…
自分の足音が静かなホームに反響し、不気味さを醸し出している。
すると、奥の曲がり角から誰かが歩いてきた。若いお兄さんだろうか?
ずーっと遠くを見つめながら、歩いている。
日本「す、すみません。ここってどこですか?初めて来たので、道に迷ったんです…」
アメリカ「………」
日本「あの…えっと…」
足も止めずに私のことなんか、存在しないような扱いをしている。
そのまま、お兄さんは角を曲がっていってしまった。
日本「…なんだよ、サイテーだな」
悪態をつくが、気にしない。
改めて周りを見ている。
「8番出口 Next 8」
と書かれた目立つ黄色の標識。6つのポスター。3つのドア。サイテーなお兄さん。それと…
「誰もいない」
日本「不気味だな…早く出たいな」
そう思ったがいくら進んでも、一向に出口は見えてこない。
ずっと同じ光景が角を曲がるたびに広がる。
日本「ま、まただ…」
8番と書かれた黄色の標識を認識すると、同時にまた曲がり角からお兄さんが歩いてくる。
もう何度見ただろうか?既に10回以上見たぞ?
日本「……」
嫌々ながらまた、進んでいくとお兄さんに違和感があった。
ポタッポタッ
日本「…え?」
ある程度、お兄さんが近づいて来た時、その違和感は確信へと変わった。
日本「ひっ…!!」
大きく見開かれた瞳から、ポタポタと血の涙が流れている。
それに、私の方を見つめて瞬きもしない。
一瞬、足がすくんだが、逃げるように今さっき通った道を逆走していった。
日本「はぁはぁ…」
不思議なことに、そのお兄さんは進める距離が決まっているらしい。
ある位置につくとピタリと止まって、動かないし何もしない。
それに…
見知らぬ案内板と出口表示がいつの間にか設置されていた。
日本「さっきまでなかったのに…」
足が未だにガクガクと震えるが、頑張って力を振り絞り立つと、案内板を読んでみることにした。
「異変を見逃さないこと」
「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」
「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」
「8番出口から外に出ること」
はーい、ここまで読んでくれてありがとうございます!!
私、今日「8番出口」の映画見たんですよ!!
それで唐突に書きたくなってですね…
「私も映画見たよー」って人は一緒に語り合いません?
返信遅くなるかもですけど…
それでは次回でまた、会いましょう。👋👋