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#誰でも大歓迎
こむぎ@多忙/たまに書いてる
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その日、店を閉めてから、ノブオは悦子と一緒に駅までの道を歩いた。
途中で浮浪者のテントの並んだ川沿いに差し掛かると、ノブオは、
「この辺は女の子一人じゃ寂しいから、いつもは他の道を通ってるんだろう。」
と聞いた。
悦子は、
「あら、平気よ。
ほら、二平さんだわ。」
と、向こうでテントの前でタバコをふかしている老人に声を掛けた。
すると、老人が手を振って応えた。
ポカンとしているノブオをよそに、悦子は老人の元に駆け寄って、手提げ袋から、店の残り物の焼き鳥とおにぎりの入った包みを取り出して、老人に差し出した。
「マドンナ、いつもすまないね。
おや、今夜はボーイフレンドと一緒かい。
妬けるねえ。」
老人は、悦子から食べ物をもらい慣れているらしく、親しみを込めてそう言った。
「やあね、二平さんたら。
ノブオさんに失礼じゃないの。」
悦子はそう言って、恥ずかしそうにノブオをちらと見た。
ノブオは、浮浪者に優しく接する悦子に驚いた。
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