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それからまた駅まで歩きながら、ノブオは、
「悦子ちゃん、ああいう人と話すの、怖くないのかい。」
と尋ねた。
悦子は、
「二平さんは、空襲で奥さんとお子さんを亡くして、ああいった暮らしをしているのよ。
私たちだって、同じ目に遭ったら、どうなるか分からないと思うの。」
と真面目な顔をして前を向いて、静かに言った。
ノブオは、浮浪者を差別していた自分が恥ずかしくなった。
そして明るいだけではない、悦子の深い一面を垣間見た気がした。
夏休みに入って、ジョニーが親戚の海辺の別荘にノブオを誘った。
ジョニーが涼子を連れて来るので、ノブオは悦子を誘ってみた。
友達として、悦子となら海で楽しい思い出が作れそうな気がしたからだった。
悦子は喜んで承諾した。
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こむぎ@多忙/たまに書いてる
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