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vnさん誕生日おめでとう!🎉㊗️


時計の針が動くと同時にスマホを握る力が強くなる….


3


2


1….


『losくん誕生日おめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!今日losくんの誕生日だしlosくんの家今行っていいかな?』


と、僕は速攻にlosくんへのメッセージを送った。


そう、実は今さっきlosくんの誕生日になったのだ

僕はドキドキワクワクしながら返信と誕生日ツイートを待つと…



来ない


ま、まぁ、彼のことだからきっとツイートするのを忘れてるでしょう。30分後くらいにはツイートしているはず!




ーー3時間後


いや流石に遅すぎでしょ。

既読も付かないしツイートも一切ない…

TLを見ると被験者たちも「何かあったのかな?」と心配している

同期のLINEグループでもみんなlosくんを心配しており、僕は「僕losくんの家の合鍵持ってるのでちょっと見に行きます」とメッセージをしてさっさと横に掛けてある上着を着て家の外へ出て行った

いつもはlosくんのために服を30分くらい悩んでる決めてるが今はそんなことをしている時間ではない


見慣れた道を進んで行くと、あった

字エデンにポツンとあるボロアパート

中に入って僕はほとんど明かりがない暗い廊下を通って、一角にある部屋のインターホンを押した。


「losくん?いるの?」


…返事がない

もうちょっとだけ待とうかと思ったがもし万が一losくんに何か起きてたら嫌なので僕は合鍵を持つとガチャリとドアを開けた

ドアを開くと、そこにはいつもの6畳和室。

ふと、床を見ると何か黒いものが見えた

僕はスマホの機能を使ってそこを明るく照らすとそれは寝袋の中にいるlosくんだった


「え?」


寝袋に灯を向けたままゆさゆさと揺らすとlosくんはこっちを向いて


「んぁー、olvくん眩しいですぅ!私の睡眠を妨害しないで灯を早く消してくださぁい!」

と言って起き上がる。




olv「はぁーーーーー!?!?」


los「olvくんうるさいですよー!先日もolvくんのせい(意味深)で近所迷惑ってクレームいただいちゃってんですからぁ!」


olv「あ、//そ、それは、ごめん、….///

じゃなくて!!!!!なーんでツイートもしないですやすやと寝てるの!?別に寝てもいいけど!!せめて「寝ます」って言ってよ!!!!!みんな心配してたんだから!!」


los「…???はぇ???」


ダメだ、この男…


olv「今日が自分の誕生日だって自覚してないの!?!?!?」


los「あー、誕生日ですかぁ、たしかにそうだった気もしないですねー」


olv「いやせめて誕生日だっていうことを自覚せーや!!!!!!!!」


los「大声でツッコまないでくださいよぉ!本当にィ。誕生日なんて普通の日ですよ普通の日!昨日と1ミリも変わりませんよ?だって私不老不死ですしいつかみんな死んで誰も私の誕生日を祝わないでしょう?だから誕生日はもう普通の日!」


と謎の理論で抗議した


olv「なんでそんなこと言うの!!;;」


los「ぅえ!?olvくんなんで涙目になってるんですか!?」


僕は座った姿勢のままのlosくんくぉ思いっきり抱きしめた


los「うぇ!?///o、olv、くん..?///」


olv「今が良ければそれでいいの!今なんて誰も死んでなんかいないしみんな祝ってんじゃん!!この今の日を思い出にして大切にしてよ!!!!!」


大声で叫ぶとlosくんはふふ、っと笑うと


los「たしかにそうですねぇ〜..うーん今から謝罪ツイートしますか。」


olv「その前に誕生日ツイート!!!!!!!!!!!」


los「わかりましたよ〜あとolvくん離してくださいー文字が打てませんー」


olv「あ!そうだった」


僕はパッとlosくんの体から離れるとlosくんはカチカチとツイートを打った


『私、los・vncntは誕生日なのにも関わらず、思いっきり寝ていました。みなさんにご迷惑、ご心配をかけこの度は、申し訳ございませんでした。

今からまた二度寝します』


通知がきたことを確認すると僕は再びlosくんを抱きしめて「じゃあ、寝よっか♪」と言った。


los「え!?このまま一緒に寝るんですか!?」


olv「え?だってそうでしょ?losくん二度寝しますってツイートでも言ったじゃん」


los「いやでも..はー..ま、まぁいいんじゃないですか?」


olv「かわいい〜!!照れてる!!」


los「う、うるさい!////」


olv「ははは、ごめんごめん〜」


こうして2人で寝袋の上で一緒に寝ましたとさ。




終わり

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