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いつも通りの、職場。
なんというか…建国祭の話題で持ちきりみたいだ。
銅「…いつもに増して騒がしいな、建国祭だったか」
亜鉛「もうそんな時期かぁ…この国も長いよなぁ」
オレ…というか銅とか金とかも最初期からいたからなぁ、感慨深いものが…
銅「この期間、各地で色々作業してるの知ってるか」
亜鉛「えぇと…あぁ、そういえばそうだな」
亜鉛「オレ書類も作業も手伝わされるからさ、今まですっっっっっごくダルかったんだよなこの期間」
…そう、
今までは。
だけど今となっては正直うれしいものがある。
銅「…いいよなこの時期、いろんなカップリングみれるて」
亜鉛「だよな???これチャンスだよな…!?」
そう、つまり。
作業チームのほうのカップリングと同時に、
職場にも出るから幹部サマのカップリングも見れるというわけだ!!!!!!
亜鉛「勿論お前も回るよな!?!?冬のカップリング祭り!!!!!」
銅「春のパン祭りみたいなノリで言うな」
銅「まぁ行くけどさ」
今まで誰も見たことのないカップリングを見つけてやる……!!!
いくぞぉおおおおお!!!!!!
亜鉛「よし…ってうお、すげぇここ!!皆気合入ってるなぁ〜〜〜!!!」
銅「だな…あ、こんなところになんか部品落ちてる」
亜鉛「うおほんとだ…後で落とし物ボックスかなんかに入れとこうか」
銅「おk」
建国祭作業チームの方見てるけど…
やっぱ色々とすごいな!?!?
国直属の部下とかゴロゴロいるなぁ、っていうか技術力えぐ。
銅「!?!?!?」
亜鉛「んぇ、どうし…」
銅「ちょっと黙れ」
流石に理不尽すぎない???(汗)
え、なんかあったのかな。
銅「…こっち」
亜鉛「おう…」
ニオブ「……なんで今回もおまえと一緒なんだろ…」
タンタル「えぇっ、おれのことキライ!?!?」
タンタル「いいじゃん!!結構相性いいんだしさぁ」
タンタル「というかそここうじゃなくてこっちのほうが…」
ニオブ「言われなくてもわかるって」
ニオブ「はぁ…ほんと、僕と似たようなもののくせになんでおまえのほうが頭いいんだろ…」
タンタル「え、でもニオブもいいとこあるじゃん!!!」
タンタル「君おれより力仕事できるし仕事も頑張ってるじゃん、あと電気のことは君のほうが詳しいし…」
ニオブ「…おまえそういうとこ嫌いになれない」
タンタル「おれのこと好きってこと?」
ニオブ「フツー」
銅「いいか、亜鉛」
銅「あれがタンタル×ニオブ」
銅「ニオブはタンタルに劣等感を抱いてるんだがタンタルは恐らく純粋な恋心若しくは純粋な友情を抱いている」
銅「鉄との腐トークでも度々話題になるところだ」
亜鉛「……ほぅ…」
亜鉛「ってことはよ」
亜鉛「純粋×劣等感…ッテコト!?」
銅「ソウイウコト!!!」
なんだそれ!?!?
Huh〜〜〜〜??なにその純粋×劣等感とかいう『悪気なし』の代名詞みたいな関係性???
Huh〜〜〜〜〜〜???しかもタンタルあれ一生ニオブの劣等感気が付かないよな???
というかタンタルが左なのまじでわかる(真顔)。
…というか『おれのこと好きってこと?』ってそれどっちの意味!?!?!?
銅「そういえばなんだが」
銅「結構前の話にはなるんだが…その、指…」
亜鉛「ん?あぁオレの左の人差し指と中指?」
亜鉛「もうそろそろ治るってさ、主治医言ってた」
銅「ならいいんだけどな…」
亜鉛「…そういえばオレ気になってるカップリングがあるんだよな最近」
銅「お」
銅「どことどこだ」
亜鉛「まぁまぁ」
亜鉛「…テクルテ」
銅「!!!!!!」
銅「テクネチウム×ルテニウムか!?!?」
亜鉛「正解正解!!!!」
亜鉛「え、もしかしてお前も!?」
銅「いやまだ推してはない」
亜鉛「まじか」
亜鉛「んじゃ向こういこうぜ!!たしかあっちにいたと思うし!!!」
銅「いやちょっま」
銅「早いわ!!!」
お前が遅いんだよ!!!!
…って言いたかったけどぶん殴られたから代わりに悲鳴が出てきた。
お前すぐ手上げるなよ…()
テクネチウム「…最近さ」
テクネチウム「やっぱウランさんにはネプさんだよなぁ、って…また思い始めて」
ルテニウム「そっか…」
ルテニウム「私も最近残業しすぎたかもなぁ、今度また一緒にお酒飲まない?」
ルテニウム「やっぱ休息は必要だし…」
テクネチウム「だな」
テクネチウム「…よし!!仕事に戻るかぁ」
ルテニウム「だね、あ、その前にさ」
ルテニウム「コーヒー…2人分かってきたんだけど、いる?」
テクネチウム「え、いいの?」
テクネチウム「貰おっかな、じゃあ」
ルテニウム「うん、わかった」
ああああああああああああああああ尊い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この!!!!!このカプはな!!!!!!
お互い消耗しているところをお互いに寄り添う!!!!
そんな恋愛未満な関係がいいんだよぉおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
…って、可能なら今すぐ叫びたい(切実)。
亜鉛「どう?」
銅「…アリ」
亜鉛「だろ???」
…と、コソコソと話していると。
不意に、後ろからがさがさ、と音が聞こえた。
亜鉛「…ん?」
銅「向こう…だな。亜鉛、あっちには誰が居る?」
亜鉛「オレのこと地図かなんかだと思ってる?()流石にわからんわ」
よく耳を澄ましたらなんか二人ぶんの声聞こえないか…!?
それには銅も気がついたらしく、無言で音のする方向に向かった。
…のはいいんだが。
イリジウム「…んふふ」
イリジウム「疲れてるの?大丈夫?」
オスミウム「………大丈夫じゃない」
イリジウム「そっかぁ…でも僕まだ仕事あるからさ、それだけ終わらせたいな」
オスミウム「俺も行く」
イリジウム「いやいや、眠いんでしょ?寝てなって」
オスミウム「やだ……」
イリジウム「…全く」
イリジウム「眠い時はほんと…昔っからこうだよね」
オスミウム「…なんだっていいだろ…」
イリジウム「はいはい」
亜鉛「……向こう行こうか」
銅「だな、やめよう」
これ以上は見てはいけない気がする。
いや、見たい。
見たいけどあのふたりを守っている壁にすらなりたくない!!!!
オレは完全に蚊帳の外でありたい…!!!
亜鉛「…あー、向こう、見る?」
銅「そうしようか…あ、久々に二酸化炭素見たい」
亜鉛「いやいつ一緒にいるかどうかまでは把握してねぇからな?()」
そんなことを話しつつ、
元の職場へと戻った。