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アメリカ視点——————————————————————–
日帝
[米帝のこと、好きだったよ。]
アメリカ
[…..っっ!?]
は…?
どうして..
どうして、今になって、 好き だなんて…
いや、今になってはもう、どうでもいいこと。
そう、どうでも..いい..こと….
なら、
何故、
こんなにも、
哀しくて、
っ…..
涙がっ….出るんだよっ…!
そんな、好きなんて感情、向けられるの、初めてで、
もう、 っ… わからない…。
日帝
[うっ…..っ….]
え…?
まだ、生きてる…!?
…ッなら!
まだ、やり直せる!
そう、絶対に、きっと!
近くに救助隊はいるだろうか…!
救助隊
[あ! …アメリカ様、その国は…?]
アメリカ
[いいから、早く手当てをっ!]
救助隊
[わ、わかりました。それでは、こちらに..]
…不安だ。
あのボロボロの状態で、助かる可能性は低い..のかもしれない。
早く大丈夫か訊きたいのに、もし…もう駄目だったら…
なんて、考えてしまってさらに不安になる。
救助隊
[アメリカ様。ひとまず安心できるぐらいにはなりました。]
アメリカ
[本当か..? ぁあ、…よかった..。]
よかった…! 本当に…っ!
安心で..涙が溢れそうになる…
救助隊
[その、アメリカ様 大日本帝国は…どうなさられる おつもりで?]
そりゃ、そうなるよなァ…
だって、他の..それに、戦争をしていた国を急に手当てしろ!
…なんて言ったら何をどうするのか分からないよな…
どうなされる、か。
俺は、大日本帝国を…いや、日帝を…
アメリカ
[…俺の家で暮らさせる。]
救助隊
[それは..流石に無理なご用件ですね…。 他国に大日本帝国と
アメリカ様が一緒に暮らしてる。なんて知られたら…どう思われる
か分かりません。 ]
アメリカ
[なら、大日本帝国は戦死して、死体はアメリカで処理したことに
したり…行方不明、ということには出来ないのか?]
救助隊
[でも…. 分かりました。そこまで言うなら検討をしておきます。
もし、それでいいと言われても絶対に周りには言わないで
くださいね。 どれだけ信用している米軍の誰かでも、同盟国
でもです。 分かりましたね…。]
アメリカ
[あぁ。…ありがとう。]
救助隊
[車の用意が出来ました。]
やけに傷だらけで焼け跡のある車に乗る。
座り心地はあまり良いとは言えなくて、でもそんなことを
どうでもよくさせるように隣には日帝が寄りかかっている。
寄りかかっている、と言うよりかは俺にもたれ掛かっている。
の方が正しいか…
日帝は、これでよかったのだろうか。
もし、あの 好き と言う感情は嘘だったのかもしれない。
….なんて、考えてしまうのは悪い癖だな。
嘘だったとしても、俺は…たったのその一言で日帝のことを
好き….になってしまった。
嘘でも、俺は…日帝と、一緒に…居たい。
続きだすの遅くなるのかもしれないです