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『四章 幸運の足枷、屋上の桃源郷』雷「ここって…学校?」
荒「らしいぞ、ほら壁を見てみろよ」
そう言われ、壁を見ると紙があった
『学校でのお約束』
①殺人が起こるまで現実世界に戻れない
②塀の外に出ることは禁止
③ここでの体の状態は外へ反映される
④食料やトイレの心配は無用、ここでは無効とされています
『学校マップ』
1階 空き教室×3、男子トイレ、女子トイレ
2階 会議室、倉庫、空き教室
3階 空き教室×4
屋上 用具室
雷「ここで生活?」
星「予算全部ここに注ぎ込んだレベルで綺麗な学校だね」
三「空き教室ばかりで寂しいけどねぇ」
舞「殺人が起きるまで帰れないんですね…」
天「…」
ふと由鶴に目をやると、顔が真っ青だった
荒「なぁ由鶴、大丈夫か?体調が悪そうだ」
天「…ちょっとトイレ行ってくる。」
舞「天谷さん…!どうしよう…」
荒「俺が由鶴について行くよ、だから学校について調べておいてくれ」
雷「わかった」
瑞稀も由鶴についていき、残った俺たちは学校を調べることにした
【1時間後】
雷「そこまでいいものはなかったな…」
1時間ほど調べた結果、特に目立ったものはなかった
学校にあるような備品ばかりで特に凶器になるようなものはなかった
三「あー、疲れた」
星「特に成果なかったねー、布団があったのはよかったけど」
舞「…そういえば、まだ帰ってきませんね。荒川さんたち」
雷「確かに…大丈夫か見てくる」
【一階 男子トイレ前】
荒「あ、ミライ」
雷「大丈夫か?1時間も帰ってこないで」
荒「それが…その、体調が悪いらしくてな」
雷「え、それって大丈夫なのか?」
荒「だからモノクマを今から呼ぼうと思うんだ」
雷「モノクマ?どうやって?」
荒「トイレ前に電話機があるんだ。それで試してみる」
雷「モノクマって電話とかやるのか…」
荒「電話機にモノクマボタンがついてるから」
そして電話機を取り、電話をすると
モノクマ『はいはーい、モノクマだよー』
荒「由鶴が体調悪いみたいなんだ、リタイアってできないか?」
モノクマ『あー、それは無理かなー。自業自得だし
じゃあ引き続き頑張ってねーうぷぷ』
荒「…切れた。」
雷「…自業自得?」
天「…はぁ」
雷「由鶴!?大丈夫なのか?」
天「まぁ一応、少し寝させてもらうから。会議室借りる」
そう言い残し、フラフラした足取りで会議室へ向かって行った
なんやかんやありながら、学校生活1日目が過ぎてった