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昼休み後。
総合科教室は、
いつも以上にざわついていた。
理由は一つ。
机の上に置かれた——封筒。
恵里がそれを持ち上げる。
「これ……招待状?」
桜が覗き込む。
「正式な魔導学園印です」
蓮が封蝋を見て眉をひそめた。
「……ヴァルゼノン」
空気が少し変わる。
満が首を傾げる。
「交流戦ってこれ?」
孤月。
「多分な」
「面倒そう……」
封筒を開くと、
中から紙が一枚。
そこには——
《学園交流戦開催》
アストレア魔導学園 vs ヴァルゼノン戦術学院
・代表選抜制
・学園対抗戦形式
・個人戦・団体戦あり
碧衣が固まる。
「ガチの戦争じゃん……」
由香里は目を輝かせる。
「最高じゃねぇか!!」
明。
「ついに来たな主人公イベント!!」
宣光。
「俺の時代だ!!」
零牙。
「黙れ」
澪がニコニコしながら言う。
「というわけで〜」
「選抜メンバー決めまーす」
教室が一瞬静かになる。
満が手を上げる。
「はいはーい!」
「もちろん入るよね?」
澪。
「うん、確定」
即決だった。
孤月。
「帰る」
「ダメ」
即却下。
蓮がため息をつく。
「……まあ、当然入るだろうな」
桜も頷く。
「戦力的に必要です」
そこへ。
ガラッ!!
教室の扉が開く。
陽斗と玲奈が入ってきた。
陽斗は封筒を見る。
「お、来たんだ」
玲奈。
「また面倒なイベントを……」
陽斗は満と孤月を見る。
「君達、出るでしょ?」
満。
「えっ、強制?」
陽斗。
「強制じゃないけど」
「出ないと面白くないよね」
圧。
その時。
窓の外。
校庭の向こうに、
黒い影が一瞬揺れた。
誰も気づかない。
ただ孤月だけが、
一瞬だけ視線を向けた。
孤月。
「……」
満。
「お兄ちゃん?」
「いや……」
「気のせいか」
その夜。
学園長室。
時雨が笑っていた。
「うんうん」
「予定通りだね」
影狼が腕を組む。
「ヴァルゼノンは動くぞ」
時雨。
「だから面白いんじゃん?」
影狼。
「お前ほんと性格悪いな」
時雨。
「褒め言葉でしょ?」
そして——
ヴァルゼノン戦術学院。
レオが立っていた。
「アストレア……」
「次は遊びじゃない」
背後で声。
「準備はできているか」
レオ。
「ああ」
「“あの兄妹”を試す」
空気が変わる。
交流戦。
それは単なる大会ではない。
満が笑う。
「楽しそう!!」
孤月。
「……絶対面倒になる」
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#バトル
#死に戻り