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太中
“ 手前が愛した世界が憎くて堪らない ”
触れる。話せる。抱き合える。
でも、触れた所で手前冷たいまま。
一緒に生きた所で成長しない。
手前だけ、この世に置いて来てしまった。
だから、この滑稽じみた茶番を終わらせる事にした。
手前のモンは必要無いけれど、
ありったけのお金を鞄に詰めて。
手前が「綺麗」と言った世界を、1秒でも長く一緒に見ていたい。
移り変わる季節を辿って、
このカタチだけの浮世に何を想うか教えろよ
八月三十一日、夏の終わるその瞬間まで。
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接分をして、躰を重ねて。
それでも手前は冷たかった。
季節など刹那
悔やんでも悔やみきれない想いが募っていく
あと少しで、手前は消えて仕舞うと言うのに
悲しみなんてもの、薄まらず心に蓄積されていくばかりだ。
季節変われど、手前はもう居ないのに。
手前が消えるまで、あと_____
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「 終わらないで、夏。 」
はい、どうも。主のにょんたです。
なんとなく、幽霊パロの太中を書きたかったので自己満足に過ぎませんが良ければ見て行ってくださ〜い。
では、なるべく早く投稿頑張ります〜
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