『これはただの好奇心なんで。』
半年前からぼんさんと暮らしてる。
仕事はぼんさんが家事は自分が。
今日はぼんさんがいない。
仕事に行ってるから。
少しだけさびしいななんて。
午後になり洗濯物をとりこみたたむとき。
ふとぼんさんの大きな服が目にはいった。
自分より10cm以上大きな背。
見てわかる服の大きさ。
見てわかるはずなのに
好奇心で着てみたくなってしまった。
分かってた。見てわかっていたことだ。
やっぱり大きかった。
半袖のTシャツは自分が着ると
七分のワンピースになってしまう。
服からはかすかにぼんさんの匂い。
『会いたいな』
この声は誰にも届かないけど。
1人の部屋の中でそう呟いた。
午後のポカポカ天気に眠気が。
ぼんさんの服を着たまま
ソファーにたいぶし意識を手放した。
コメント
8件
これでぼんさんに見つかって襲われるっていう展開が!?
うっ…尊…い…チ───(´-ω-`)───ン←またまた死にました この後はぼんさんに見つかったのかな?ぼんさんだしベッドに運んであげるとか毛布をかけてあげるとかしてそうですね!