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「す、少し甘やかしすぎじゃない…ですか?」黒いシスター服を着た少女がボスの目の前に来る
「で、ですよね…下ろしてもらっていいですよ?重いでしょ?」とナターニャは申し訳なさそうに指を弄る
「いや、軽すぎる。ちゃんと食べているのか?」と言われてしまう
「そもそもボスの目の前まで来て頭が高いですよ」とガクが冷たい目で見る
「す、すみません…」と片膝を付く
「そこまでしなくていい、吾輩はボスと言う肩書きを持っているだけで仕事はナターニャ達がしてくれている」とボスは悲しげに目の前で頭を下げている少女を見つめる
「やはり、吾輩にボスは向いておらん…」とナターニャをそっと下ろし会議室の反対方向に去っていく
「ボス、会議は…」とガクが言うが無視し去っていく
どこか追い詰められているような背中だった
「カナヤ…」とつぶやくミク
看守室はお通夜状態だった
そんな空気に耐えられなかったのかスカーレット達は「仕事があるから」と出ていった
看守室にはミクただ一人
「看守さんはいますか…?」とある少女が言う
「はぁーい…」とミクが入り口に行く
が、少女は罠だったようだ
入口に行くとミクに鋭い何がが刺さる
「ぐうッ……!?」
「随分と汚い看守室だ」とゴスロリの少女が長い爪で鳩尾をさしたようだ
「血なまぐさい…先程まで戦っていたような痕跡だな…」と部屋を見渡し言う
「お前は…マジック・フォースのボス…なぜお前自ら来たんだ…」と鳩尾を抑えながら言う
「随分と吾輩の部下を可愛がってくれたようだからな。礼をしに来たのだ」と爪に付いたミクの血を舐める
数秒間沈黙が流れる
「お前…頭が高いぞ」と少女がミクを指差す
するといつの間にかミクの頭は地面に着いていた
「……は?」と驚きの声を出すがすぐに状況を察し起き上がる
「頭が高すぎれば今のようにお前の頭を地面につけることができるのだ」とゴスロリ少女が懐中時計を見る
「可愛い我が子たちが待っているのだ。さっさと終わらせる」とゴスロリ少女が言ったあとすぐにミクの視界に映らなくなった
「どこを見ているのだ。戦場において敵が見えなくなれば後ろを振り向け。いる可能性が高い」と後ろから声がした
ミクが急いで振り向くがもう遅い喉元をナイフでかっ切られてしまう
「あがッ…… 」とミクが喉元を抑えるがすぐに血がなくなり倒れる
「…すまないな。我が子達のためだ。お前も攫おうか…?いや、邪魔か」と看守室を出ていく
「……我がマジック・フォースに必要なのは絆だ…そのために拾ったのに……部外者が入れば意味が無い…」