なにわの姫

「変装なしでいつ気付かれる〜！？」

「「いえーい！」」

「みっちーは気づかれる？」

駿「ん〜、意外と気付かれんのよな」

「分かる〜」

駿「いや、○○は気付かれてるやんw」

「いやいや！普通にプライベートとか、仕事に行くために街歩いてるときあるけど、気付かれないもん」

駿「ん〜、まぁ普通にしてたら気付かれんのかな？」

「それでは早速行きましょー！」

「渋谷〜！」

「記録伸ばせるように頑張ろ！！」

駿「これ、気づかれても、声掛けられなければセーフですよね？」

ス「はい」

駿「よし、頑張ろ！」

「普通にね！普通にしてれば大丈夫！」

駿「ちょっと不安やけど頑張ります、w」

「なーんで！w 大丈夫だよ！」

駿「○○、マジで目立たんでよ？」

「大丈夫大丈夫！もう一生気付かれない感じで行くから！」

駿「普通にな。」

「そうそう。あ！見て見て！！あの子！」

駿「なに？あ。」

「あれ、みっちーの写真だよね！？」

駿「嬉しい、」

「良かったねぇ〜」

駿「わ！待って待って！」

「わ！巨大スクリーンに！！」

駿「○○が○○とコラボしとるわ」

「待って、めっちゃ恥ずかしいw」

駿「みんなスクリーン見てこっち見てないわ」

「みんなやめてーw」

駿「あ、写真撮ってくれとる子とかおる。。」

「ほんとだ。ありがとう〜、、」

「ね〜、そろそろバレてもいいんじゃない〜」

駿「えぇ？w」

な「えっ、、あれ、みち○○、！？」

「！！みっちー、聞こえた？」

駿「聞こえた。」

「話しかけてくれないかなぁ、」

な「あの、、道枝駿佑くんと藤原○○ちゃんですよね」

「きたー！！」

駿「そうです。声掛けて下さってありがとうございます！」

「あ、カメラ大丈夫ですか？」

な「えっ、あ、はい！」

「今、変装なしでいつ気付かれるかっていうロケをしてて。」

駿「もう○○が奇行に走るところでしたw」

「そんな変なことはしませんー」

「えっ、待って待って。」

駿「どした？」

「可愛い後ろ姿見つけちゃったんだけど。」

駿「どこ？」

「あれ！」

駿「あぁ、w」

「ちょっと行ってきてもいい！？」

駿「どうぞー。w」

‎駿「はい、位置について、よーい、、ドン」

💨

ｷﾞｭｯ

?「おわっ、、」

「たーくやっ！捕まえた〜！」

拓「はぁ！！？○○！！？何で、」

「みっちーとロケ〜！拓也は？？東京来てたなら言ってくれたらよかったのに。」

拓「や、これから電話しようと思って、、」

「？？誰に？」

拓「○○に。」

「あ、でも私まだ仕事残ってる。」

拓「や、大丈夫。後でバレたら面倒だろうなって思って連絡しただけだから。」

「東京には何しに来たの？」

拓「えーっと、、それは、、」

拓「事務所に。」

「事務所？？何しに？」

拓「え、えーっと、、何でもいいやん！」

「えぇ〜？気になる！」

拓「○○の顔見に来ただけやわバーカ」

「…え？」

拓「忙しそうだから心配して来ただけ」

「拓也ぁ！！」

拓「ちょ、こら！暑苦しいな！？」

「このツンデレめ！」

駿「お2人。お熱いのはいいけど時間よ」

「よし！拓也乗っていきな！」

拓「は？」

🚗

「〜って！言ったの！」

駿「へぇ〜w ○○のこと好きやなぁw」

拓「そんなんちゃうし」

「で、この後どうするの？」

拓「風雅とかと合流して東京観光して帰ろっかなーって。」

「風雅も来てるの？」

拓「それこそ事務所集合だったのよ」

「そーなんだ！」

拓「てか、これ行き先、事務所であってる？」

「うん！方面的に事務所行ける！」

「あ！風雅だ〜！」

風「○○ちゃ〜ん！」

「ごめん、時間ないからまた今度ね！！また連絡して〜！」

風「分かった〜！」

「いってきまーす！」

風「行ってらっしゃーい！」

「依頼を引き受けたい！ということで！」

駿「東京学園高校に来ました〜」

「楽しみだね〜！！」

駿「な！」

「どんな依頼が来るんだろ〜！」

駿「殺しのだったらどうする？w」

「さすがに怖い。w」

「お名前を教えてください！」

澪「田中澪です」

駿「カッコええ名前、、」

澪「ありがとうございます」

「ご依頼をお願いします！」

澪「告白をお手伝いしてほしいです」

「「おぉ〜！」」

「青春だ〜！」

「どんな子なの！？」

澪「写真あるんすけど、、」

駿「見してくれるん〜？」

澪「この子で。。」

「きゃー！可愛い！いい感じそうじゃん！」

駿「どういう経緯で好きになったの？」

澪「自分、野球部なんですけど、相手がマネージャーで。」

「部内恋愛だ。」

澪「そうっす」

「いいねぇ〜！」

駿「どこで告白しようとかは決めてる感じ？」

澪「屋上か、校舎裏とか考えてて。」

「わぁ〜！いいじゃん！」

駿「女の子的にはどっちがええん？」

「ん〜、、眺めもいいし、屋上かな。」

澪「じゃあ屋上にします」

「私たちは何をすればいいの〜？」

澪「お2人には、マネージャーを屋上に呼び出して欲しくて。」

駿「お〜！任しといて！」

「ということで、変装完了〜！」

駿「これ、バレん？大丈夫？w」

「大丈夫大丈夫！新しく赴任してきた先生って設定で！」

「じゃあ早速行きますか！」

「居た！あの子だよね？」

駿「そうそう。」

「よしっ！行くよ！」

「一条朱里さん、だよね？」

朱「はい、、？」

「新しく赴任してきた先生なんだけど、屋上に、一条さんを呼んでる人がいて。行ってあげてくれないかな」

朱「分かりました、、？」

駿「むっちゃ怪しまれてたやんww」

「まぁセーフ！私達も後を追いましょ〜！」

「みっちー聞こえる？」

駿「聞こえる。」

澪「ずっと朱里が好きでした。よかったら付き合ってください」

朱「私でいいの？」

澪「朱里がいい」

朱「私も、、澪くんが好き、」

「きゃー！おめでとう！！」

「行ってもいよね！？」

ス「🙆🏻」

ｶﾞﾁｬｯ

「すみません〜、お邪魔します！」

朱「えっ？あ、え？」

駿「TBSのモニタリングです。」

「私たち、誰か分かりますか？」

朱「さっきの先生、、？」

澪「よーく見てみ？」

駿「マスクとメガネ外す？」

「だね」

朱「えっ！？みち○○、、！！」

「正解〜！」

「田中くんから依頼を受けてきました！」

朱「え、やば、、かっこいい、」

駿「ちょ、それ彼氏の前で言っていいやつ？」

朱「大丈夫です！道枝担なの、この人知ってるんで！」

「朱里さん、みっちーファンだったんだ！」

朱「ちなみにこっちは○○さんファンです」

「うそ？？」

澪「マジっす」

「嬉しい！ありがとう！」

「ということで、お2人、お幸せに！」

「お名前を教えてください！」

生「高田慶です。」

駿「慶くん、ご依頼は？」

慶「○○さんにお菓子作りを教わりたいです」

「おぉ〜！いいね！理由を聞いてもいい？」

慶「彼女がもうすぐ誕生日で。」

「おぉ！！いいじゃん！彼女さん喜ぶよ！」

駿「その彼女さんは何が好きとかあるの？」

慶「カップケーキとか好きです。」

「私も好き〜！」

慶「あと、チョコレートと苺も。」

「わぁ！いいじゃん！！」

「じゃあ簡単に作れるケーキ作ろ！」

慶「お願いします」

🎂

「彼女さんとは何年付き合ってるの？」

慶「えーと、もうすぐ2年です」

駿「おー、それじゃあ楽しい時期やん」

「ね！」

駿「○○に何か質問とかある？今なら何でも答えてくれるで」

「何でもかは分かんないけど、、w 何かあれば！」

慶「長続きする秘訣はなんですか？」

「ん〜、そうだなぁ、、やっぱり自然体でいることかな。着飾ってたり、無理してたら長くは続かないと思う。」

駿「確かに。」

慶「ですよね。」

「よし！完成〜！」

叶「何これ！」

慶「俺が作った」

叶「うそ！料理できないじゃんw」

慶「手伝ってもらった。」

叶「誰？お母さんとか？」

慶「や、叶の好きな人。」

慶「どうぞー」

「こんにちは〜！」

駿「ハッピーバースデー！」

叶「えっ！？待って待って、え、本物！？」

「本物です！w」

慶「おふたりに手伝ってもらって作りました」

「頑張ったんだよ！ね〜？」

駿「喜んでもらえて良かった」

「ね！幸せそうだった〜。。ていうか美味しそうだった〜、、w」

駿「恭平に作ってもらったら？w」

「や、怖いからやめとく。w何かレンジとか爆発させそうじゃない？w」

駿「…確かに。w」