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噂を聞いてから、元貴達に会うのが怖くなって学校に行きたくなくなった
親に事情を言って学校を休ませてもらったが、「休みたい」という思いと「他の友達への罪悪感」もあり、もっと自分が情けなくなってきた
そして夕方頃、親が買い物に行っていていない時に 玄関の方から、ピンポーンとインターホンがなった
誰かと思ってモニターを見てみると、元貴と涼架だった
気は乗らないが一応、少しだけ会話してみることにした
心配してるような優しい声で元貴は言った
omr「若井昨日、大丈夫だった?急に帰るから心配して。今日珍しく休んでたからさ。」
そして、少し落ち込みながら涼架も言った
ryuk「昨日はごめんね。無理に 遊ぼうなんて言っちゃって」
別に無理はしてなかった
ただ元貴と涼ちゃんの距離の近さに嫉妬してただけ。
なんて、くだらない理由なんだから
それに、心配なんてしないでよ
もっと、好きになってしまう
もっと…深くへ溺れていってしまう
(…どうせいなくなるなら触れないでよ)
少し怒りの感情が湧いてきた
元貴達は悪くないのに
ただ心配してくれているだけなのに
それが今は心の刃物となっている
そんな気持ちを押し殺す
気持ちを出さないようにしていたはずなのに
wki「そんなのどうでもいいんだよ…」
…あ、 やってしまった…
こんなこと元貴達に言いたくなかったのに…でもどうしよう、身体が言う事を聞いてくれない心の奥の本音が出てしまう
嫌だ…元貴達を傷付けたくない…
誰か…助けてよ
wki「もう、うるさいんだよ!」
wki「早く…早く出てけよ!!」
自分でも驚くほど声が荒れていた
ryuk「え…?わ、若井?」
omr「なんで…そんなこと…」
wki「お前らは俺のことなんかどうでもいいんだろ!!」
omr「……そんなこと思ってるわけない じゃん! いつもの三人じゃないとこっちだって寂しくなったから昨日誘ったんだろ!」
wki「嘘だ嘘だ!あんなの俺が一人で哀れだからって 誘っただけだろうが!俺なんか気にせずあのまま2人でいれば良かったじゃん…!」
心の奥に押し込んでいた気持ちが、滝のようにあふ れ出してくる
前からずっと、置いてかれているんじゃないかって 不安だった
でも…元貴が幸せならいい
…そう思ってた
…そう思ってたはずなのにな
正直、精神的にも身体的にも疲れた
とっくに限界を超えていた
自分で自分の首を絞めて、バカみたい。
少し寂しそうな様子で元貴達が言った
omr「分かったよ…もう出てく」
ryuk「じゃあね。若井」
扉が閉まる音だけが、部屋に大きく響いた
その瞬間、俺の視界は涙でぼやけていった
泣いても泣いてもずっと涙が流れ出してくる
「なんであんなこと、言っちゃったんだろう」
元貴達が帰ったあと、時間を忘れてしまうくらいずっと泣いていた
もう…前の関係には戻れないのかな