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そうこう考えている内に、スクランブルエッグが完成した。


この前作った食パンにバターを塗って、スクランブルエッグを挟む。


いい匂いが、鼻の奥まで漂ってくる。


お手軽に作った俺と主の分の昼飯をトレーに乗せて、書斎に向かう。


我ながらうまくできたと思うし、この匂いを嗅ぐと、余計に腹の虫が鳴き出すしで、腹を片手で押さえながら急ぎ足で主の元へ向かった。


「主、入るぞ」


声をかけてからドアノブを回して、ドアを開ける。


正面にある主の机に目を向けると、どこからともなく、大きな腹の虫の鳴き声が聞こえた。


「美味そうだな」


書類に目を通しながら主はそう呟いていた。


さっきの鳴き声は、きっと主の腹の虫のものだ。主に恥をかかせるのは少し申し訳ない気がするし、ここは黙っておこうと思う。


部屋の中にはただインクと紙の嗅ぎ慣れた香りと、俺の手元にある昼飯の匂いが混ざり合って漂っている。


それに加えて、主と俺のため息も響いている。


「主、食いながら、仕事するか…」


「だな…。あ、それと、昼飯、ありがとな」


主からの感謝に少し嬉しくなったが、山積みになっている書類を見ると気が遠くなりそうだ。


二人で苦笑いを浮かべながら、昼飯を片手に、書類に目を通して、必要であればサインを書き、判を押す。

運命図〜兄のノーシャ〜

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