【 1話 】
※三日月ステップのパロディ。そして息抜き
※全て妄想。じょわじょわしゅりゅ~!こと七星くんが魔性の男に片想い。ちなみに潔と氷織が両想いです♡(ヤッタネ!)
※七星くんを泣かせるので苦手な人は見ない方がいいかも!!見たくない人はハートだけ押してって!!(欲望ましまし)
「氷織~!一緒に飯食おうぜっ」
「ええよ、僕も丁度誘おうと思っててん」
気づいていない。誰一人。
七星の、純粋ながらの嫉妬心に。
一瞬で好きな人を取られてしまった、この怒りと悲しみを。
だから、取り繕う。あたもかも、自分が”いいコ”に見えるように、あわよくば、自分に惚れさせる為に。
「俺も一緒にいいっぺか!?」
いつも通り接して。接して。
でも、あなた(潔)のことしか見ていない、その情熱的な瞳を。
誰も気づかない、気づいてはくれない。
一方的に愛を語らせてよ。
あと少しだけ、あと少しだけでいいから。
あなたに恋い焦がれていたい。
「潔さんを見ると、なんだかじょわじょわするっぺ…」
全部作戦、全部計算通り。
いつも通り接して。接して。でも、少しだけドキッてさせたい。
僕の手を取ってくれませんか?
この一夜だけでいい、それで満足なの。
「ふはっ、ほんと?なんだかわかんねぇけど、嬉しいよ!ありがと!」
「……どういたしましてだっぺ!」
でもあなたは、少したりとも僕の手を取ってくれない。嗚呼、僕の気も知らずに。
お伽噺話の王子様みたいに、強引に手を引いてあげれたらいいのに。それができてたら、もうとっくに、僕はあなただけの主人公になれてた筈なのにな。
あなたは、なんて意地悪な人なの?
いつか、僕の手を取ってくれたらいいのに。
でもきっと、この人は触ってくれさえもしない。
見つめても、愛しても。
その笑顔、その声、その肌。全ては氷織さんの物なのに。
でも、愛してしまうのは何故?
「悪いけど、七星くんには渡さへんで」
わかってる。わかってる。どうせ、何をしたって氷織さんには勝てないってこと。
_____じゃあ、なんでこんな悔しいんだっぺ?
こんな片想い、海に捨てられたらいいのに。
捨てられたとしても、きっと僕は捨てられない。
嗚呼もう、きっぱり諦めたい。もう、辛い。
「好きだっぺ。潔さん」
「……ごめん、俺…氷織が、好きなんだ」
一方的に、あなたを奪われたようだった。
氷織さんもいい人だ。恨みたくない、嫌いたくないほど、いい人なのに。
でも、もう叶わないことは確定。
いくら僕が叫んだって、何度だって呼んだって、あなたは僕に振り向いてくれない。あなたの瞳には、いつだって氷織さんがいる。
つまり、僕のものではない。否、僕のものにできなかった。
だから…だから、あなたを想って泣く意味もない。
ないんだけどな。ないはずなのにな。
「うっ…うぁ……っひぐ……」
どうしてこんなに、涙が溢れるんだろう。
嗚呼、嫌だな。君の為になんか、泣きたくなかった。
でも、選ばれたかった。
かっこよくエスコートしたかった。
手を引いて、ドキドキさせたかった。
好きだよ、って。
一回でもいいから、言われたかった。
未練だけが、募っていく。
だから嫌なんだ、片想いは。
僕のものじゃないけど。
僕のものにはできなかったけど。
まだ、愛したいと想うのは、ワガママ?
一方的でもいいから、愛したいんだ!
きっと苦しいけど、苦しいけれど、君を愛するのはまだやめられない!
君が、僕の手を取ってくれるまでは。
すいませんまじの息抜きです(())
三日月ステップって私二年前から聞いてて…最近また流行りだしてくれてて嬉しいですほんと…
じょわじょわはちなみに「ドキドキ」って意味です♡
コメント
7件
三日月ステップ良いですよね…2年前の曲なのに未だにリピート……((( 関西弁好き()
三日月ステップ!!俺も好きですッッ(( 片想い好きです((( やっぱ関西弁ってええなぁ、、、((
めっちゃ好きですぅぅぅぁぁぁぁぁぁあ!!!!!