只今配信中

横の画面いっぱいに白く透き通った肌の太ももが映る。ノイズが混じる音声。微かに聞こえる、途切れ途切れに聞こえる甘い声。細く長い手が伸びた先は、太く大きなディルド。

水音と共に徐々にのみ込まれていく。

たまに出るふ、と息をするように出る聞き覚えのある低めの声。

もしかして、

「❤️…？」

いやいや、そんなはずない。と画面を閉じた。

*

やっぱり昨日のことが気になって仕方がない。

❤️と話すたびに思い出してしまう。

だって、すごくえろかった、から。

あぁ、むず痒くて仕方ない。本当に❤️なのか、？

もう一度確認しよう。と、そのアカウントを開いた。

その瞬間、疑いが確信に変わった。前、みんなで温泉に行った時に見つけた❤️の腰にある二つ並ぶ特徴的なホクロ。

—どうやら俺はメンバーの裏アカを見つけてしまったらしい。しかも、密かに想いを寄せているメンバーの。

それから俺は、❤️の裏垢をチェックするのが日課になった。

*

あれ、LIVE…？

どうやら❤️はリアルタイムでやってるらしい。

画面を開くと、コメントで溢れかえっていた。

「いつも見させてもらってるよ。いつもなにをおかずにしてるのかな、、？？」

このコメントに❤️が答えた。

「俺、好きな人がいて…その人のこと考えてます、」

その言葉を聞いた瞬間、俺は冷静じゃ入れなくなって。

すぐ❤️に電話をかけた。

❤️「💗さん？どうしたの、？？今ちょっと忙しくt…」

💗「❤️！ねぇ、今配信してるよね、？裏垢で、いけない配信してるでしょ」

❤️「ぇ、どうしてそれ…」

💗「たまたま見つけた。ねぇ、いつも考えてる好きな奴って誰？俺は！こんなにも❤️のこと好きなのに、、」

❤️「お、落ち着いて、、？💗さんがお、おれのこと好きってほんと？」

💗「本当。だから、教えてよ、❤️の好きな人」

❤️「💗さんだよ？お、おれ今びっくりしてて、、」

💗「ほ、本当？え、」

❤️「な、なんか言うことないの、？」

💗「うん、❤️俺と、付き合ってくれる？」

❤️「お、俺で良ければ、お願いします。」

めでたしHappy end

付き合った後のは、また後日あげます。