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mgside
「ッ、」
涼太兄さんが救急車で運ばれて数分、俺は自分の、行動が許せなかった
本当なら電話を直ぐにしないと駄目なのにラウールに言われるまで出来なかった
手が震えていた
怖かったから、
大切な人が消えると思うと、駄目だった
それと、頭に少し霧っていうかなんていうか働かなかったな
ラ「行っちゃった、」
ラウールは俺より年下で、心細いはず
上の2人だって出張で居ないから余計ね
「ラウール、さっきはありがと」
ラ「別に、」
ラ「お腹空いた」
「材料買いに行こ、LINEできてるから」
ラ「うん!」
心做しか、頭が痛く感じた
__________
全ての材料をとって、レジで会計をする
珍しくラウールが片方持ってくれて成長を感じた
__________
「えっと、まずは…」
なんだろ、文字がボヤけて見える
「ラウール読める?」
ラ「うん、俺読んでいけばいいの?」
「お願い」
材料を見た感じカレー作りそうだからなんとなくは分かるけど細かい事は知らないし助かる
「..ッ、ふぅ」
少し吐き気が込み上げてくる
でも吐くほどではないしそれほど辛いって訳じゃないから気にしない
「えっとッ..肉?」
ラ「そうだよ」
「ぉっと…、」
冷蔵庫に肉を取りにいって少しよろける
それと同時に頭の中を殴られたような感覚が残る
「はぁっ、…ん」
ラ「…、大丈夫?」
年下に心配かけさせるなんてお兄ちゃんとして失格だ
駄目、心配なんてかけさせない
「だいじょぶ、続き言ってって」
こうして作り上げれたのはいいものの、味が濃ゆい
それでもラウールは何も言わず食べてくれた
「ッ、ぁ俺先に寝るね」
「お皿洗いはッ、明日俺がするから..」
これ以上立っていたり、光を見続けると酷くなりそうだった
そんな時
がちゃ
辰「ただいま」
ラ「おかえり!」
涼太兄さん、…涼太兄さんは!!
「涼太兄さんはッ、?」
辰「ん…?」
声が小さかったのかな…
明日でも聞けるし、いっか
「なんでもないよ、」
「冷蔵庫にカレーが入ったタッパーあるから食べてね」
辰「ごめん、今日はいらない」
そっか、頑張って作ったんだけどなぁ
ラ「ッ、…」
「おやすみ」
そう言って、今日は終わった
明日は学級閉鎖も終わって学校だ
結構短い休みだったけど楽しかった
いや、悲しかったな
こんな事誰にも言えないけどね…笑
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