オレのヒーローアカデミア
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相澤 「遅くなってすまない。」
相澤 「さっきの爆我の事もあり、これから個性チェックを開始する。今日はそれで1日終わりだ。」
皆 「「「 はーい 」」」
砂糖 「まあそりゃ当たり前だよなぁ。」
青山 「入学初日でそんな事になったからね、」
麗日 「個性使いこなせてないんかな…」
轟 「…なあ。」
勝莎 「…なんですか?」
こいつ、見た事ある。
確か…エンデヴァーの息子…か。
轟 「お前 ヒーロー向いてねえ。」
勝莎 「…は?」
電気 「……(ピクッ/反応」
相澤 「……」
轟 「…なんでお前は幼少期の時に個性が発動してるのにそんなさっきテンパっていたんだ?」
轟 「個性を使いこなせていない という事だろう。」
勝莎 「……」
轟 「俺は本当の事を言っただけだ。」
勝莎 「…ふざけんじゃねェ…さっきから黙ってりゃそんな事言いやがって…!!」
轟 「…なんだ。」
電気 「勝莎!抑えろって!!」
電気 「お前、そんなキャラじゃなかっただろ!!」
勝莎 「っ……!!何も…俺の事何か分かんねえくせに…っ!!!!」
轟 「……(構」
相澤 「……」
勝莎 「調子…乗ってんじゃねェ…!!」
轟 「お前がそう来るつもりなら俺も行く。だが、いいのか?個性使いこなせていないのに」
勝莎 「…余裕だわ。」
シューッ ドンッ ( ??
芦戸 「うわっ…風が……」
瀬呂 「…!?あれってもしかして…!!」
皆(轟 爆我以外)「「オールマイト!?!?」」
オールマイト 「爆我少年と轟少年が喧嘩をする前に私が来た!!!」
オールマイト 「…轟少年 爆我少年、ちょっといいかい?」
オールマイト 「相澤くんも、皆も、授業を止めてすまないね。だが、これは大切な事なんだ」
オールマイト 「ヒーローは個人で敵と戦う場合もあるし、ピンチな時はチームを要請する事がある。その時にそのチームと協力しないと敵は倒せない。大切な事なんだ。」
相澤 「……」
オールマイト 「だからね轟少年。」
轟 「…」
オールマイト 「ここはヒーロー科。個性を扱い慣れてない人もいれば まだ自分で判断や個性をどう使えばいいか分からない子だっている。皆が皆個性を扱い慣れているとは限らないんだ。」
オールマイト 「だからこそ扱い慣れてない人は人一倍頑張らないと行けないかもしれない。ヒーロー科の先生もその子に寄り添い、練習に付き合ったりしなければならないかもしれない。だけどヒーロー科の先生達からは歓迎されているよ。「もし成長して、敵を倒す事ができたら私達は感動する」と校長先生が言っていた。」
轟 「…」
オールマイト 「だからね轟少年。むやみに頑張っている人間に「ヒーロー向いてない」というのはNG発言だよ。」
轟 「…はい、すみません。」
オールマイト 「…うん、それでいいんだ!」
オールマイト 「そして爆我少年。」
勝莎 「…」
オールマイト 「ヒーローになるための理由は誰だってある。君も、何か別の理由でここに受けたのだろう。」
勝莎 「…っ、」
オールマイト 「ここに居るみんなはヒーローになりたい という理由だけじゃない。過去の後悔でここに受けてる人もいれば」
切島 「…」
相澤 「…」
オールマイト 「家族に恩返ししたくてヒーローを目指してる人もいる。」
麗日 「…」
オールマイト 「だからね爆我少年。」
オールマイト 「理由は何個あってもいいんだ。君がもし、過去に間違えた事 正しくない事をしてしまってその後悔でヒーローになりたい 誰かを救いたい という気持ちがあればもうみんなヒーローなのさ。」
勝莎 「…っ、、(涙目」
オールマイト 「…!」
オールマイト 「……大丈夫、君は必ずヒーローになれるよ。」
勝莎 「う”っ…グスッ…(泣」
くそ……らしくねえ。
こんな事になるなんて思いもしなかった。なんで俺、泣いてんだァ…?
オールマイト 「…爆我少年、ちょっとおいで。」
勝莎 「…はい」
相澤 「……では授業の続きをする。轟。」
轟 「はい。」
相澤 「後で職員室に来るように。」
轟 「…はい。」
ーーー休憩室
オールマイト 「落ち着いたかい?」
勝莎 「はい、落ち着きました。」
オールマイト 「…爆我少年。聞きたいことがあるのだが、いいかね?」
勝莎 「…はい、いいですけど、」
オールマイト 「…ヴィラン連合にいる デク という存在を教えて欲しくてね。」
勝莎 「…!」
コメント
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神作キタ
俺は、待ち続ける……………………………どんなに時間が経とうとも……………………………