テラーノベル
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『君が死んだことを、世界だけが知っている』
高校二年生の少女は、毎朝同じ人物から「おはよう」と声をかけられる。
しかし、クラスメイトも教師も、彼の存在を誰も知らない。
写真にも映らず、名簿にも名前がない。
それでも私だけは、彼と過ごした記憶を持っている。
ある日、彼は私に告げる。
「僕が消える前に、僕を殺した人を見つけて」
──その瞬間から、私の記憶の中で少しずつ「昨日」が書き換えられていく。
コメント
1件
第9話、拝読しました……冒頭の「おはよう」から一気に引き込まれました。誰も彼の存在を知らないのに、主人公だけは記憶を持っている——その孤独と温かさのバランスが絶妙ですね。そして「僕を♡♡♡た人を見つけて」という台詞で、世界の輪郭ががらりと変わる感じがしてゾクッとしました。記憶が書き換わっていく不気味さと、彼への想いが混ざり合って、続きが気になって仕方ないです。丁寧な文体にじわじわやられています。