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「…ディ…セ…?」
ナイト「(頷く)」
「…」
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
ディセ「ね、なんかうちの部屋にバットあったんだけど!w」
翠「(えぇぇ…?前の子の落とし物とか?)」
ディセ「うーん…ま、でもこのデザインかっこいいし!貰っちゃおっかな」
翠「(駄目だよ駄目だよ!!?流石に先生に聞こうよ…)」
ディセ「ちぇ、翠ってば真面目なんだから〜」
翠「(真面目で何が悪いっ!笑)」
ディセ「何も悪くないよ〜笑」
翠「(…確かに、そのバット…なんか独特だね)」
ディセ「でしょ!?なんかうちのギターに似ててかっこよくない!?✨️」
翠「(まぁ…ディセちゃんギター好きだもんね)」
ディセ「うち、将来凄く有名なバンドやってみたいんだよね〜!!」
翠「(ディセちゃんならなれるんじゃない?その頭と腕があればさ)」
ディセ「褒めてんのか良くわかんないんだけど…w」
翠「(なっ!!褒めてるよ!!)」
ディセ「笑」
ディセ「まぁ..足が動けりゃ、の話でもあるけどね」
翠「…」
翠「(そっか….ディセちゃん…”足が動かない”障害異形だもんね…)」
ディセ「ま、でもいつか翠には”特別”な曲を披露してあげんよ!」
翠「(…!ありがとう…)」
翠「… 」
ガサゴソ…
ディセ「?それは何?」
翠「(これ..病院の先生に見つからないように作った氷の結晶)」
ディセ「えー!!すごっ!!綺麗!!」
翠「(ちょ、静かに…!)
翠「(…これを友達の証として、あげる)」
ディセ「えっ!?いいの!?」
翠「(いいよ!だってこれディセちゃん専用の結晶だもん!笑)」
ディセ「え――嬉しい!!ありがとう!!」
ディセ「あ…でも結晶だから溶けるかも…」
翠「(大丈夫!それは私のもう1つの”氷の異形”で作ったから、永遠に溶けないよ!)」
翠「(っていうか、私が呪文を唱えなきゃ溶けないし笑)」
ディセ「はは!なら安心だね!!」
翠「(うん!)」
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
「…もしナイト…貴方が仮にディセだとして…その証拠を見せられる?」
ナイト「…」
✶ナイトは あの時のバットと思わしき黒い何かと 氷の結晶を取り出した!
ナイト「…」
「…本当…!?」
「確かにあの時の氷の結晶…溶けてないし…」
「…でも…この黒いバット…?みたいなのは…なんかちょっと違う気がするけど..」
ナイト「…俺が…ルードから脱出して…行方不明になったのは…覚えてるか…?」
「え、…あー..あのときはヒヤッとしたよ..」
「…まだまだ色々聞きたいことができちゃった。質問してもいい?」
ナイト「…(頷く)」
ナイト「お前…過去を話している時…こう言ってたよな…?」
「?」
『どうやら実験が終わった後で、おそらく全部の治療が終わって
■■■ちゃんはルードからようやく退院できるところだったんだと思う。
でも…
なぜかルード外へ逃走。
大人の人でも追いつけないくらい足が速くなってて、
姿が変わってたって。
黒い、悪魔のような存在になったんだって。』
「あー…確かに…言っt…あ…!?」
”黒い、悪魔のような存在”…!!
ナイト「…俺と似てるだろ」
「…確かに…言われてみれば…」
ナイト「あ”ぁ。俺はディセで、一旦治療や実験が全て終わって、退院出来たよ。」
ナイト「が…まぁそこからの記憶はあんまり覚えてねぇが…とにかく、お前の事を探し続けてた。」
「…?(急に口調が変わった…?)」
ナイト「探し続けてる間に…黒く、変な姿になってるのに気がついた。」
ナイト「気がついたのは行方不明になってから2日目のことだった。」
「2日目…確かルードの先生の誰かが誰かによって殺された日…?」
ナイト「ああ…。」
ナイト「…なぁ…俺の真実を言っても…お前はずっと”ディセ”として…“ナイト”として…友達で居てくれるか?」
「え”…何急に…まぁ…内容によるっちゃよるけど…」
ナイト「…昔の天才だった頭も…アイツらによって馬鹿にされたんだな…」
「え!?何!?バカにしてる!?」
ナイト「してねぇよ..w」
「(あれ…このやり取り…凄くディセに似てる…)
「(いやいやいや!!ナイトはディセなんだから当然でしょ…!!)」
「(でもまだ信じがたい..!!姿…ディセちゃんの姿が見れればそれで――)」
ナイト「――それで…その日の殺人事件…」
ナイト「殺人犯は…他の誰でもない、俺だ。」
「――….え?」
ナイト「…」
「…じゃあ…なんで…殺したの…?」
ナイト「…お前からしたら醜い話かと思うが…」
ナイト「記憶もあんまりないんだ。少ししか話せない。」
「いいよ、少しでも…」
。:+* ゜ ゜゜ *+:。
【ディセの時】
俺…いや…うちはちょうど翠が退院してからすぐにまた実験があった。
正直行きたくなかった。
今までなら翠が居たから別に実験なんて大丈夫だけど
翠はもう居ない。
今回の実験での出来事とか、いろんなことが出来ないし、話せないから。
ちょっと抵抗してみた。
でも..
「貴方ならきっとできる 大丈夫」って
言ってくれた人が居てね
少しだけ、少しだけ苛ついた。
苛ついたなんてはじめてかもしれないし、そうでもないかもしれない。
でもそんな事はどうでも良かった。
そして実験が終わった。
治療者曰く、もう大丈夫とのこと。
つまり、これでうちも翠と同じように
退院出来るってこと。
最初は嬉しかった。
”また翠に会える”ってね。
でも…
急に思い出した。
うちは…元々異形じゃなくて、モンスター…
”deltarune”の世界の住人だったこと。
なんらかの理由でこうなって、異形になった。
でも…異形が治った。
つまりはどういう事か?
もう二度と翠には会えない。
異形とモンスターは全然違う種族。
似た者同士だけど、強さ、賢さ、全てが違う。
そう、実験が終わって発覚した。
”うちは、もう二度と翠には会えないんだ、”って
お父さんも言ってた
ルドルフ「翠と会えないのは辛いかもしれないけど…一旦、こっちの世界に帰って、落ち着いてからまた来よう」
ルドルフ「翠だってまだ帰ったばっかりだ。ゆっくりしたいだろう?」
・・・
お父さんの言う通りだった。
確かにまだ翠は帰ったばっかりで、
準備が出来てないかもしれない。
じゃあ…
ディセ「明日、明日までここに居る。から…明日、翠に会わせてもらえるか、聞いてきて」
ルドルフ「もちろんさ!」
そう父に頼んだ。
そう数時間ぐらいやり取りしてたら、ついにお父さんたちが帰る時間になった。
ディセ「…早いね、時間の流れってのは」
ルドルフ「あぁ..そうだな。じゃ、また明日、来るからな!」
キャロル「…体には気をつけなさい」
ノエル「????」
ディセ「ふふっ、ノエル、また明日ね」
ノエル「!うん!ディセおねえちゃん!!」
そう、明るく話せたのも…
今だけだったかもしれない。
次の日の朝。
そう…うちが脱走した日の朝。
体を起こしてみたら…
何かが変だった。
きもちわるい。
心臓ら辺が。
全体的にきもちわるかった。
何でだろう、と思って
人生初のナースコールを押してみた。
・・・
プルルルルルル…
ガチャッ
ナース「はい、どうされましたか?」
ディセ「あっ…えと…なんか…体全体が気持ち悪くて…特に心臓ら辺が…」
ナース「…」
ディセ「…?あの…?」
ナース「…ごめんなさい、それについてはどうしようも出来ませ――」
プツッ..。
..ツ..ーツー…ツー
ディセ「…何で…?」
何度やっても同じ返答ばっかり。
たまに男性が出てきたけど、何も教えてくれなかった。
昨日のあの時から今日の今までに
何があったんだろう
凄く気になったけど..。
今日は翠に会える日かもしれないから
とりあえず待つことにした。
お父さんたちを。
PM:15:30
ディセ「…」
おかしいな…
お父さんたちは「15時に来る」って言ってたはずなのに…?
30分立っても来ない…
ディセ「何かあったのかな…」
相変わらず体は気持ち悪いまま。
それでも、とにかく待ち続けた。
―そしたら…
医者「あれ、ディセさん!こんなところで何やってるんですか?」
ディセ「!!あ…こんにちは…」
医者「様態が変化したら危ないです、早く中に入りましょ」
ディセ「え、でも昨日…じっk…治療はもう全部終わったって…」
医者「…あー…もしかして…伝えられてない、ですか…」
ディセ「…?何を…?」
医者「…」
医者「…今日…お父さんたちは…来ませんよ。」
ディセ「…え?」
医者「どこかの噂から聞いたんですが…」
医者「誰かが電話で…『ディセちゃんは急に様態が変化したので、延長でルードに居させます』っていう電話を
したらしくて..」
ディセ「…つまりは..?」
医者「…」
医者「…ごめんなさい、ディセさん。」
医者「貴方は…翠さんにも、お父さんたちにも、まだ会えません。」
ディセ「え…嘘…でしょ…」
医者「…僕は止めました。様態変化用の薬を飲めば治るのに、って」
医者「でも…彼はそれを止めました。挙句の果てには叩かれて…」
ディセ「..だから頬が赤いんだ」
医者「はい。ごめんなさい…最後、お父さんたちでさえ会えなくて…」
ディセ「…謝ることじゃない…じゃないけど…」
ディセ「…あ」
ディセ「…いい方法思いついた。」
医者「…?」
ディセ「…家族が来ないなら…私が行けば良いじゃん…」
医者「ッッ!!!」
目の色にハイライトがない…!!
やつれた笑顔、髪…
医者「ディセさんっ!!!今すぐ戻って!!!」
医者「今のディセさんじゃまともに街も歩けませんよ!?戻って!!」
ディセ「…♪」
やっと翠に会える…
そう思ってぶらぶら街を歩いてたら…
モブ「うわ、何あの異形…」
モブ「こわ…悪魔みたい」
モブ「ちょ、近づかないでおこ?」
モブ「うんうん…」
ディセ「…?」
気付いたらうちは…咆哮の騎士、ナイトになってた。
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どーーーも!!!代理だよ!!!!
パイナップル味の薬(?)は美味しいぜ!!
(安心してくださいラムネです)
「あれ…?そーいえば薬で思い出したけど」
「私の過去のときOD表現とか🐿️🦟表現とかあんまりなかったくない?」
あー…あれはですねー..
尺の都合と普通に書くのめんどくs((((
クリス「誰かこいつ殺して」
スージィ「TP溜まってんぜ?ルードバスターするか?」
ラルセイ「いやスリープで永眠させようよ」
ノエル「す、スノーグレイブで凍らせるとか..?」
クリス「(トラウマ…)」
ナイト「…(無言で剣構える)」
やめてっ!!!殺意マシマシじゃんっ!!!
全員「クリスの命令だから」
クリス「まぁ確かに殺してとは言ったけど..()
あとノエルに関しては…絶対スノーグレイブしないで、絶対!!」
ノエル「え…?あ、うん」
「まぁまぁまぁ…早く次回予告行こ?」
クリス「…まぁ…夢が言うなら?」
スージィ「っしゃ!今回は俺がやるぜ!」
ラルセイ「あ、ちょ!?」
今回!!「予知は本当に」
次回!!「【番外編】BARで勉強」
次次回!!「海に闇」
「海に闇って何()」
スージィ「てかなんかカンペに次次回ってあったんだがこれ何だ?」
あぁ、次次回…
次回が番外編、つまり本編じゃないんですよ、次回がね
クリス「うん」
次次回から本編になるわけじゃないですか
クリス「うん」
だからカンペ3つ用意しました☆
クリス「やっぱ誰かこいつ殺して」
「分かった!【ネタバレ】」
クリス「それはネタバレの技だからやめて!?」
「あ、ごめんごめん」
クリス「はぁ…じゃ、また」