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香覚感覚

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香覚感覚

1 - 香覚感覚

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2024年01月28日

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『あ、ちょっとこっちきて』

どうしたの?と言葉を投げかけようとした瞬間、ようやく1週間が終わった金曜日の夕方で下校中、静かな住宅街のど真ん中、数秒前まで僕達が居たその地に雷が轟いた。

幸い感電的なものは何も無かったが、アベンジャーズでもなんでもない僕からしたら、腰が抜けて、二度と元に戻らない程の事だった、でも、彼女は慣れた様子で立っており、僕の方を向いて、微笑みながら「言ったでしょ?」という一言を発し、手を差し伸べてくれた。何故だかその手を取ると、僕の腰は嘘のように戻ったようで、一瞬僕の目には彼女ではなくスーパーヒーローが見えた気がした。

落ち着きをようやく取り戻し、なぜ雷が落ちる事が分かったのかを聞いてみると

「鼻が良すぎて色んな匂いがするんだよ。雨の匂いとかは君も匂うでしょ?それの上位互換みたいな感じかな。」

と分かりそうで分からない事を言われ困惑する。どうやら生まれつきのようで、地震が起きる前兆なども分かってしまうらしい。

少し整理していくが、3つ程疑問点が見つかった

1つ目は、避雷針が普通付いているはずの一軒家に囲まれている住宅街のはずなのに、住宅街のど真ん中に落ちたということ、2つ目は、この一帯になんの被害も出ていないということ、ふと後ろを振り返ってみると、普通焦げたりするコンクリートには何の跡も無く、停電してる様子や人々が慌てている様子も、車の防犯装置すら鳴らない、まるで、誰にもバレずに、僕達だけを狙って…


っていう、続きは読者様に考えてもらう形の小説でした。おやすみなさい。

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