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さっき投稿したばっかなのに投稿してるのすごっそしてこの内容が好きすぎる、
「どうして、、、、、?なんで、こうなるの、?」
聡明な君なら、解かってくれるだろう
そんな淡い期待を持ち、覚束無い足取りで
恋仲である彼の自宅へと向かった
勿論身に覚えも無く玄関を開けたものの僕を見つめ、
首を傾げる彼へと抱き着く。
「どうしたんです?いきなり」
その質問にどうしても答えられず、
ただ顔をぐちゃぐちゃにして泣くことしか出来なかった。
様子から何かを察したのか、家の中に入れてくれてそっと抱き締め返してくれた。
「大丈夫です、僕はどんな貴方でも愛していますから」
きっと、頭脳明晰で人の心を読むのが得意な彼はわかりきっているのだろう。
解って欲しかった筈なのに、
捨てられてしまうんじゃないかって、心が苦しくて、
今直ぐにでも溶けてしまいそうだ。
「フョードル君、、ありがとう、ありがとう、」
彼の体温に絆されかけた瞬間
肌を伝わる白濁としたおどろおどろしい其れが
穢れた僕は彼に相応しくないという凄惨な現実を無惨にも叩きつける。本当に、、
本当に、どうして、
どうして、、、なんで、、?
僕らが幸せになる此の未来だけは、どうして、
赦されないんだろう