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2話目 来客
会議室の片付けが終わり、日本は書類を整えていた。
🇯🇵「大きな被害が出なくて、本当に良かったですね……」
🇩🇪「ああ。建物も問題ない」
🇮🇹「ドイツが助けてくれたんだよ!えへへ……」
🇺🇸「はいはい感動ごっこはそこまで〜。あ、日本」
🇯🇵「はい?」
🇺🇸「今日、久しぶりの顔ぶれが来るらしいぜ」
🇯🇵「……そうなんですか?」
🇬🇧「騒がしくなりますね……」
その時、廊下から明るい声が響いた。
「おーい!日本〜♪ 元気してた?」
扉が開き、長い金髪の国が顔を出す。
🇯🇵「……フランスさん?」
🇫🇷「ふふっ、正解!相変わらず真面目な顔してるねぇ〜♪」
🇬🇧「来るなり騒がしいですね。」
🇫🇷「細かいこと言うなって。久々なんだからさ!」
その後ろから、陽気な男性が入ってくる。
🇪🇸「Hola!日本!おなかすいた、ご飯ある?」
🇯🇵「え、あ……ありますが……」
そのすぐ後ろを、小柄な青年がついてくる。
🇵🇹「スペイン、そんな勢いで日本に絡まないで。困ってるでしょ」
🇪🇸「へ? あぁ、ごめんごめん……」
🇫🇷「相変わらずセット行動だな、お前ら」
🇮🇹「わぁ!人増えた〜!」
🇩🇪「騒ぐなイタリア」
🇮🇹「だって楽しそうなんだもん!」
最後に、扉がゆっくり閉まった。
「……久しぶりだな」
背の高い青年が、静かに部屋を見回す。
🇷🇺「ロシアだ」
一瞬、空気が止まる。
🇺🇸「……おう、久しぶりだな?」
🇬🇧「聞いてはいましたが…」
🇯🇵「お久しぶりです、ロシアさん。体調の程はいかがですか?」
🇷🇺「あぁ……最近は……落ち着いてる」
🇮🇹「おっきい……」
🇷🇺「……怖がらなくていい。たぶん」
🇩🇪「“たぶん”とは何だ」
🇷🇺「……さぁな」
小さく、ロシアは肩をすくめた。
🇫🇷「しかし賑やかになったなぁ」
🇪🇸「まぁ!俺がいるからね!」
🇵🇹「うっさいわ」
🇯🇵「では、お茶と軽食を用意しますね」
🇷🇺「……ありがとう」
窓の外を見ながら、ロシアはぽつりと言った。
🇷🇺「……こういう場所……久しぶりだ」
🇺🇸「へぇ?」
🇷🇺「寒いとか……戦いとかじゃなくて……ただ集まる場所」
🇮🇹「じゃあさ!また来ようよ!みんなでご飯食べよ!」
🇷🇺「……あぁ、悪くないな」
会議室の空気が、少しだけ柔らいだ。