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(家(実家))
要)(昨日は散々だったわ…あ、写真も溜まってきたし…コヨミの所でも行こうかしら…)
私はそう決めて机の上にあるヘルメットを持って自分の部屋を出た
母親)あら、要ちゃんどこかに行くの?
要)ちょっとね…でもすぐ帰るわ…
母親)そう…でも急ぎ過ぎて事故ら無い様にね?
要)わかってるよ…行ってきます
母親)行ってらっしゃい笑…気おつけてね
要)うん…
私は外に出てバイクに乗って面影堂に向かった
そして到着
要)お邪魔します
輪島)要ちゃん!いらっしゃい
コヨミ)要…いらっしゃい
要)はい、これ写真
コヨミ)ありがとう笑…要
写真が入った封筒を渡す
コヨミ)綺麗…ありがとう
要)良いのよ…これぐらい…
輪島)仕事の方は?
要)順調ですよ?この前もモデル事務所の人に写真をお願いされたし…
輪島)どんどんハードルが高くなるな〜笑
要)そうですよ…(だから…身体は壊さない様にしないと…)
コヨミ)倒れない様に気おつけてね笑
要)うん…どう?魔力…
コヨミ)うん…大丈夫よ?それに魔力は貰ってるの…
要)誰に…?
コヨミ)今は居ないの…
晴人)ただいま〜!
晴人/要)あ
コヨミ)この操真晴人から魔力を貰ってるのよ…
要)(って事は…私と同じで魔法使いなのかしら…)
晴人)え?…輪島のおっちゃんとコヨミ…要ちゃんと知り合いだったの?
輪島)まぁな…でも晴人が聞いて来なかったから言わなかったんだよ
コヨミ)遅かったのね
晴人)まぁね…
要)(こんな時だったらアイツだったら…どうしただろう…多分無口なんだろうな…アイツなら)
晴人)言ってくれれば良かったのに…
要)昨日のアンタに行っても無駄よ……言う必要無いもの…
晴人)ま、そうだけどさ…
凛子)こんにちは!
輪島)あ、いらっしゃい
凛子)ん?コヨミちゃんの隣に居る子は?
晴人)剣城要ちゃん…昨日瞬平とドーナツ屋に行った時に会ったんだ
凛子)あ!もしかしてカメラマンの剣城要ちゃん!?
晴人)え?知ってるの?凛子ちゃん
凛子)えぇ!だって有名よ?無口だけど仕事はちゃんとしてくれるってそれに撮り方も上手いって!
晴人)そんなに有名だったんだ…
要)私が有名じゃなくてカメラの腕でしょ?
凛子)でも!人柄とか評価されてるのよ?
要)私は…人柄が良くないわ…私は相手に寄って性格が変わるのよ…だから…人柄なんてどうでもいい…人気になれたもの…私が働いているカメラマンの店長が私の事を連れ回してくれたおかげ…私は何もしてない…
晴人)どうして…自分の事をそんな風に語るんだ?
要)私には心が無いからよ…小さい頃の記憶を失ってから…何も感じなくなった…泣く事も笑う事も…
凛子)小さい頃の記憶?
要)そうよ…もう良いでしょ?帰るわ…
コヨミ)気おつけてね…
輪島)じゃあ、また
要)さようなら…
私は家に帰り何も食べずに寝た
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