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僕の好きな子の話。
僕には好きな子が居る。
その子は意外と歩くのが速い。
意外に感じるのは、いつもその子が友達と帰っているとき、友達に歩く速さを合わせているから。
そんな小さなことでもその子の優しさが見つけられる。
その子は意外と弱い。
意外に感じるのは、いつもその子は人前で泣く姿を見せないから。
僕がその子を立ち入り禁止の階段で、泣いてる姿を見るまでは、君が弱い人だとは気づかなかったんだ。
その子は意外と口を大きく開けて笑う。
意外に感じるのは、いつも口を隠して笑うから。
たまたま目に入った君の満面の笑みが、印象に残っている。
強いようで弱い、けどそんなところを隠す君の姿を見たとき、僕の中で初めての感情が生まれたんだ。
「長島さんが好きです。」