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コメント
1件
なんなんだこの尊すぎる空間…🥺 3人とも優しくて涙が止まらない…😭✨
💚(看病)、💛(体調不良 )
⚠️黄さん女体化
2人の子どもいる、喋る
紫桃、赤水要素あり(直接出ているわけではない)
この2cpも子どもいます
すみ→緑黄の娘 3歳
らい→紫桃の息子 3歳
なつめ→赤水の娘 3歳
緑「じゃあ、行ってくるね」
すみ「いってきまーす!」
黄「ん!いってらっしゃい!」
黄「ふぅ…」
愛する彼とその人との可愛らしい娘を見送り、ため息をつく。
どうも朝から本調子じゃない。
絶妙に頭が重く、少し気怠い。
すみと遊ぶのは彼の担当、遊んでいる間に家事を済ますのは私の担当。
すみができた時に、そう決めた。
でも、今日はできそうにない。
黄「ちょっと…休んでからやろ…」
ふかふかなソファーへ沈み、置いてあったクッションを枕にする。
先ほどよりは楽になっていてほしい。
そんな思いと共に瞼を閉じた。
____________
すみ「ただいまぁ!」
緑「ただいまぁ」
緑「…あれ?」
珍しく、返事がない。
出かけるなら連絡が来るはずだし、まず電気がついてる。
すみ「ぱぱぁ〜!」
先にリビングへ入ったすみが、俺のことを呼んでる。
急いでリビングへ向かうと、ソファーで寝るみことちゃんを見つめるすみ。
なんだか愛おしくて、つい隠れて写真を撮ってしまった。
すみ「ぱぱぁ、ままねんねしてる」
緑「そうだねぇ、珍しいねぇ…」
本当に珍しい。
周りを見渡せば、干されっぱなしの洗濯物、洗われてない食器たち、換気のされてないこの部屋。
俺たちが帰ってきた時、いつも全て終わっていて、今頃はおやつを作っている頃だろうか。
不思議に思っていると
すみ「ねぇ、ぱぱぁ?」
緑「ん?なぁに?」
すみ「まま、なんかはあはあしてる、」
緑「!?」
「ちょっと見せてくれる?」
すみ「うん!」
緑「ありがとね」
すみに言われ彼女に近づくと、確かに息が荒く、眉間に皺を寄せ、顔も赤い。頬に触れてみれば、少し熱い。
緑「これは…」
「すみ、ママのこと見ててくれる?」
すみ「うん!」
緑「ん、ありがとう」
みことちゃんをすみに任し、看病に必要なものを準備しに行く。
体温計に冷えピタ、水にタオル、それと吐いてしまった時用の袋、だろうか。
本当は薬も飲んでほしいが、お腹が満たされてない状態で薬を飲むのは、胃に悪いだろう。
緑「すみ、ありがとう。手洗っておいで」
すみ「うん!」
てとてとと効果音がつくような歩き方で洗面所へ向かうすみ。
さて、何から始めようか。
まずは体温を測るところからだろう。
緑「ちょっとごめんねぇ…」
みことちゃんの身体を勝手に動かして、体温計を挟む。
先ほどよりも顔を顰めてしまった。
額で測れる体温計とかを使った方が良かっただろうか。
測っている間にみことちゃんの額に冷えピタを貼る。
この行為で瞼が開いてしまった。
黄「ぅ…ん、?」
緑「あら、起こしちゃったか」
黄「うぁ…おかえり…」
緑「ん、ただいま」
黄「…っあ、!」
緑「うぉっ、」
何かを思い出したかのように目を大きく開いて急に起き上がるみことちゃん。
何があったのか。
緑「どうしたの?」
黄「ぐすっ…」
緑「?!」
何かと思えば、急に泣き出してしまった。
理由がわからないから慰め方もわからない。
とりあえず安心してほしいので、みことちゃんを抱きしめる。
緑「どぉしたの、不安になっちゃった?」
黄「ちがっ…ちがくてぇ…っ、」
「わたし、なんもしてへんっ、」
緑「なぁんだ、そんなこと?」
「いいの、体調しんどかったんだよね、」
黄「でもっ、でもぉ…っ、」
緑「大丈夫だよ、みことちゃんに無理されちゃう方が俺は悲しいな?」
黄「ぅんっ…」
緑「どっか痛いところはある?」
黄「あたま…と、のどもちょっと…」
「あとさむい…」
緑「んー、そっかぁ…」
風邪だろうか。外からもらってきてしまったのかな。
そんなことを考えていると、後ろからすみの声がした。
すみ「まま、ないてるの…?」
黄「っあ…すみ…」
緑「ママね、頭とか痛い痛いなんだって、」
「だからいつもより静かにできる?」
すみ「うん!わたし、できるよ!」
緑「ん、えらいね」
緑「俺食器とか洗ってくるからさ、寝れる時に寝ちゃいな?」
黄「うん…ごめん、なさい、」
緑「謝らないの、ね?」
黄「っん…あり、がとう、?」
緑「ん、どういたしまして。」
黄「っう…」
洗濯物を畳み終わり、リビングへ向かうと、そこから聞こえる声。
すみはこんな声出さないから、きっとみことちゃんだろう。
緑「みこちゃん、なんかあった?」
黄「んぁ…すちく…」
ドアを開くと、体全体に布団を被り、ひょこっと顔だけ覗かせるみことちゃん。
顔が顰められていて、なんか言いたげな表情。
緑「言ってごらん?」
黄「でんき、けしてほし…」
緑「電気?あぁ、眩しかった?」
「これで平気?」
黄「ん、へいき…ありがと、」
緑「ん、どういたしまして」
すみ「ままぁ〜」
黄「…ん、なぁに?」
すみ「いっしょにねんねしてもいい…?」
緑「あ…こら、すみ」
「ママはつらいから無理させちゃダメでしょ、」
すみ「でも…」
黄「大丈夫やですちくん、ただの風邪だし…さっきよりは楽になったし、」
緑「本当に?無理はダメだよ?」
黄「うん、大丈夫」
「ほら、すみおいで?」
すみ「うん!」
「んふふ、ままあったか〜い!」
黄「ふふ、そう?」
「今日は何して遊んできたん?」
すみ「えっとね、らいくんとね、なつめちゃんがね、いたから、いっしょにおにごっこしたの!」
黄「そうなん?よかったなぁ、」
すみ「らいくんね、あしはやいから、わたしたちのことすぐにつかまえちゃうの、」
黄「いるまくん譲りやなぁ…」
すみ「それでねっ、なつめちゃんころんじゃったから、おててつないでなつめちゃんままのところにつれてった!」
黄「偉いなぁ、優しい子に育ってくれて嬉しいわぁ」
食器を洗っていると、リビングからそんな会話が聞こえてきた。なんとも微笑ましい会話。
本当にすみは優しい子に育っていると思う。
すみ「あっ!そうだ!」
黄「…?」
すみ「ままにいるいたいのいたいの、とんでけーっ!」
黄「…!ふふ、ありがとね、」
「ママ元気出てきたかも!」
すみ「ほんとっ、?!」
「はやくよくなってねっ!」
黄「うん、ありがとう」
結構溜まっている食器を洗っていると、リビングから物音がしなくなってしまった。
不思議に思ってそちらへ向かうと
緑「あら、」
黄「すぅ…」
すみ「んん…」
緑「ふふ、つかれちゃったか」
2人揃って寝ていた。
2人で向かい合って、抱きしめあって、優しい顔、または幸せな顔をして眠っていた。
すみはきっとたくさん遊んでいたから疲れてしまったのだろう。
みことちゃんも寝れているようで良かった。
緑「よいしょっ、と」
愛する2人に布団をかけ、俺もカーペットの敷かれた床に座った。
なんだか俺も疲れてしまった。
緑「ふふ、おやすみ」
体調不良ネタのはずだったのにいつのまにかほのぼのになってました。