「ねえ。」
「ん?」
「僕って何だと思う?」
「急にどしたん。」
「、、、なんとなく。」
「まあ、話したくないならいいけどさ。
んで、とーじろーがなにかって?」
「うん。」
「とーじろーはとーじろーだろ。」
「、、、そういうことじゃなくて、」
「俺はよくわからんけどさ、
とーじろーは俺らの仲間で優しい人間だよ。」
「、、、そっか。」
とーじろーの顔に少しほっとした表情が戻ってきた気がして
俺は安心した
しかし
なんでとーじろーはそんなことを聞いてきたのだろうか
俺らの大切な末っ子を不安にさせたのは誰なのか
まあ、そんなことを考えたって
真実はとーじろーしか知らない
俺らはとーじろーが現世にいる間
俺らがとーじろーのそばにいられる間だけでも
とーじろーにこの世を楽しんでほしい
「あ、ハルそろそろ来るって。」
「ほんと?」
「うん。」
だから
三人で隣にいたくなる
大丈夫
隣には俺らがついてるから
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