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「 三角関係 」
赤水 , 桃赤 , 水桃
三角関係
見えづらいかもです🙇🏻♀️💧
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⚃ 「 ねぇいむ重たい ぃ … 笑 」
⚁ 「 はぁ ?!! 」
⚁ 「 僕重くないから ! 」
⚁ 「 てか甘いもの食べたい ! 」
⚁ 「 カフェ行こ ー !!! 」
⚃ 「 はいはい 笑 」
⚃ 「 ったく .. 笑 」
友達と笑うあの子を見て
心がギュッと締め付けられる
その笑顔は俺に向けてほしい
あの子の隣を歩きたい
あの子の隣で笑ってたい
… なんて叶うことのない願い事だ
⚀ 「 … さっむ .. ッ 笑 」
ほんと自分が情けない
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⚃ 「 ねぇりうら 」
⚃ 「 俺 りうらの事好き 」
⚃ 「 … 付き合いたい 」
⚀ 「 …… いいよ 笑 」
⚀ 「 付き合おっか 笑 」
⚃ 「 ほんとに … ?! 」
⚃ 「 やった 、 ありがとう ! 」
⚀ 「 … うん 」
別に彼の事はなんとも思ってないし
付き合いたい訳でもない
でも 彼と付き合えば
あの子と近づくことが出来る
あの子と仲良くなれると思ったから
悪く言ってしまえば彼を利用させて貰う
⚀ 「 … なんて最低だ 笑 」
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それから確かにあの子との距離は縮まり
連絡先を交換し 、2人で遊ぶ事も出来た
だけど 、やっぱりなにか違う
あの子はどこか寂しい目をしてて
なんだか消えてしまいそうだった
⚀ 「 ねぇほとけっち 」
⚁ 「 ん ー ? 」
⚀ 「 最近なんか辛いことでもあった ? 」
⚁ 「 … なに急に 笑 」
⚀ 「 いや 、なんかしんどそうだったから 」
俺がそう言うと何故か黙り込んだ
沈黙が続き足音と風の音だけが響く
ちょうど分かれ道付近で君が口を開いた
⚁ 「 … そんなに顔に出てたんだ 笑 」
⚀ 「 えっッ … ?? 」
⚁ 「 実は .. さ 」
⚁ 「 りうちゃんとないちゃんが付き合ったの見て 、少し辛くてさ … 笑 」
⚀ 「 … なんで .. ッ ? 」
⚁ 「 … だって僕もないちゃんの事好きだったし .. 」
⚀ 「 っッ … ! 」
⚁ 「 ずっと言い出せなくてうじうじしてたら 、取られちゃった … 笑 」
⚀ 「 … そっか .. 」
なんとなく勘づいてはいた
君が彼を好きな事ぐらい
でも君のそばにいれればそれでよかった
⚁ 「 うん 、情けないね .. 笑 」
⚀ 「 そんな事ッ _ 」
⚁ 「 … まぁ またね 」
⚀ 「 あっッ … うん またね .. !笑 」
⚀ 「 … は ー っ .. 笑 」
⚀ 「 情けないのはりうらの方だよ … 笑 」
だから 、もう終わりだね
この気持ちには蓋をして
君とは違う 、遠い場所で
ずっと 、ずっと
君の幸せを願ってるね
… もしこの関係に名前があるのなら
りうらはきっと
報われないのかも … 笑
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