「、、それで、これから君はどうするんだい? 」
、、、私は、、
あの子を殺した犯人を、絶対に見つける
「でも、この子の記憶に犯人の姿は写っていなかった。どうするつもりなのかな?」
、、犯行現場近くの監視カメラをハッキングする
バレたらまずいけど、やれないことは無い
「、、君は本当にこの子が大切だったんだね」
、、うん、過去形じゃなくて、今も大切だよ
守って、、あげられれば良かったのに、
「僕は羨ましいけどね、」
そう言う番人の顔は少し寂しそうだけど笑顔で無理やり取り繕っている、、ように見える
「僕は生まれながらにここにいる使命がある、わかるかい?僕はここから離れられないんだ、外の世界に行ったこともない、、、だから、君に”大切”という感情があること自体羨ましい」
そう言うと番人は少しかぶりをふって
「私事を持ち込みすぎたかな、忘れてくれ」
出たいとは思わないの?
「、、、さぁ、どうだろうね。それより、君を現世に戻さないと」
「頑張ってね、応援してるよ」