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12月28日 大魔術学校ルーン 大広間
この学園に来て一週間が過ぎた。まだ王子たちに危険は及んでいない
学生「おい、見ろよ人間がいるぞ(笑)」
ヘラヘラと笑うのは腕に白いバンドを付けた学生3人だった
悠「あ?んだよお前ら」
学生「なんだ?その言い方は、家畜のくせに」
学生の目つきが変わった
すると、学生三人はすっと腰の剣を抜いた
学生「俺たちは貴族だぞ、家畜の分際でこの学園に足を踏み入れたことを後悔させてやるよ探偵」
そうか、あのバンドを付けた学生はエルフの中でも家系の関係で権力を持った学生らしいな
悠「やるならこいよ、後悔すんのはお前らだぞ」
貴族の学生「おらぁ!」
ぶぅん!
俺の首をめがけて剣を振りかざした
悠「おっと!」
すらりと、剣をぎりぎりでかわした
悠「バカタレがァ!!」
ドゴ!
俺は学生を殴った
バシっ!
すかさず胸ぐらをつかみかかり、殴った
ドゴッドゴッ!
貴族の学生「お、おい!よせ!」
立ちすくした残り二人の貴族の学生が叫んだ
悠「残りは二人だなぁ」
貴族の学生「わ、わるかったよ、だから、な?許してくれ」
すたたたた!
貴族の学生二人は大広間から逃げ出した
カイラ「あんた、なかなかやるな」
カイラがすたすたと歩いてきた
悠「仕事柄、よくあるんだよ、こういう輩とやりあうのは」
カイラ「さすが探偵だ」
アリス「おーい!カイラー!そろそろ6時間目始まるよ!一緒に行こ!」
するとアリスが偶然通りかかった
カイラ「もうそんな時間か、わかった」
カイラ「あ、そうそう、クライスはこれから2週間ほどハッタン王国へ会談へ向か う、海賊共が襲撃してくる可能性が高いのはおそらくこの2週間だ。警護を頼みます」
悠「わかった、任せてくれ」