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『学校一の不良が学校一の秀才に調教される話』
⬇Introduction⬇
学校一の秀才 攻
九条 恒佑
3年 生徒会長
×
学校一の不良 受
榊 蓮
2年 不良
⬇Attention⬇
一次創作 / BL
R18
Prolog
「調教始めよっか♡」
「…へ?」
──どうしてこうなったんだ。
-遡ること数時間前-
榊が職員室に呼び出された日のことだった。
廊下の床はやけに軋んで
ノックする指先は無駄に重くて
入る前から嫌な予感しかしなかった。
「失礼しまーす……」
返事を待たずに扉を開けると
教師たちの間に、見覚えのある男が立っていた。
九条 恒佑。
成績トップ
品行方正
教師からの信頼は絶対的
──なんであんたがここにいるんだ。
目が合った瞬間
九条は俺の感情の読み取ったかのように笑った。
「君の補習担当、俺だから」
その一言で、世界が止まった。
「っは!?ふざけんな、なんで生徒が──」
「反省文15枚と停学処分、どっちがいい?」
さらりと言われた条件に
言葉が喉に詰まる。
九条は続けた。
「君問題起こしすぎ。先生達も手に負えなくなってきたんだって」
──つまり。
「監視役が必要ってわけ」
淡々と告げられ、蓮は奥歯を噛んだ。
その日の放課後。
人のいない自習室の奥で
向かい合って座る2人。
九条がノートを開きながら言う。
「授業態度、成績、生活態度。全部俺が見る」
「…は?」
「俺の指示無視したら職員室直行だから」
視線が絡み
逃げ場はひとつも無い。
「さ、返事」
「……くそ…」
絞り出した声で言う。
「…わかったよ」
九条は満足そうに目を細めた。
「いい子、じゃあ早速だけど、」
「調教始めよっか♡」
Finish__