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ラティが言っていた内容はこうだった
1.雲ひとつない晴れた日に行うこと
2.標高が高いところで行うこと
3.清心の束を持っておくこと
4.真夜中に行うこと、そして満月の日に
そしていちばん重要なのは……
5.アフェーナ・ディウェッターの涙の結晶を持っておくこと
5に関してはラティが所持しているらしい。
本当に彼女の地を訪れていいものなのか……ましてやバルバトスもいるというのに…負担をかけてしまわないだろうか……
??「……ん。…さ…ん。しょ……さん。しょうり…さん。しょうりさん。鍾離さん。」
鍾離「!?あぁ、ラティか。」
ラティ「鍾離さん。大丈夫ですか?」
鍾離「すまない。考え事をしていた。」
心配そうに俺の顔をのぞき込む彼女にそう告げると安心したような症状になった。
ラティ「なら、良かったです。いくら呼んでも反応なさらなかったので……」
鍾離「心配させてしまったな。」
胡桃「いや〜、しかし、条件が色々と厳しいねぇ〜……」
タル「確かに。」
魈「本当にこの条件でお前の世界に行けるのか?」
ラティ「はい。この方法はお師匠が教えて下さったので。」
師匠…?何かを教えて貰っていたのか?
鍾離「ラティ。その師匠とやらに何か教えて貰ったのか?」
ラティ「はい。お師匠には、武術と妖術を教えて頂きました。」
魈「妖術?何故」
ラティ「妖術と言っても人に危害を加えるものではございません。」
ラティは、師匠から教えてもらったのは……
人を妖気から守る結界のようなもの。妖を払う妖術だそうだ。
鍾離「名は?」
ラティ「それが……曖昧なのです。思い出そうとすると喉に張り付いたようになって言えないのです。」
鍾離「曖昧……もしかするとこちらの自脈の波長を受けすぎたのかもしれんな。」
タル「そうなのかい?」
鍾離「恐らくだがな。異邦人ともなれば影響を受けてもおかしくない。」
ラティ「ですが、今は良いのです。」
鍾離「そうか。」
ウェンティ「さて!準備に向けて取り掛かろ〜!!」
6人は3人グループに別れて手分けして探すことにした