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「ねぇ、今日一緒に放課後カフェ行かない?」

今日も昼休み日菜にそう声をかけられた。

初めてのデートだった。

あわよくばこの関係のままでいたかった。

だが、放課後デート中、彼女にいがいなこもをつたえられた。

「そういえばさ、例の連続殺人魔。私、この間真奈ちゃんが殺された後に見たかもしれないんだよね。」

僕は衝撃的すぎて言葉が出なかった。

いや、言葉は出たが凄く焦っていたと思う。

「そ、そうなんだ」

でもそれを僕に言うと言うことは僕だと気づいてないんだろう。

僕は内心焦りながらも聞いた。

「なんでそう思うの?」

日菜は言った。

「なんとなく?」

僕はそんなに焦らなくていいことだと思った。

それから僕は話題をすり替えて、2人で放課後デートを楽しんだ。



今日は月2回目の心臓を食べる日。

今日は学校で唯一僕の正体を明かしたやつを殺す。

「やっぱり君が連続殺人魔だったんだね。」

こいつは優等生だがどこかイキっている。探偵気取りだ。自分の立場の方が上だと思っているらしい。

「このことは警察に言わせてもらう。これで僕の将来はのおかげで確定したよ。ありがとう」

僕は探偵気取りの足目掛けて隠し持っていたナイフを投げつけた。

狙いは外れたが、足には貫通したので良かった。

「うぁぁぁぁ!!!!」

探偵気取りが醜く叫ぶ。

僕は探偵気取りの足に突き刺さったナイフをゆっくりゆっくりすこーしずつ動かしながら抜いて行った。

「やめ…ろ!!早く…抜け!!」

激痛に耐えながら探偵気取りは言った。

そしてようやくナイフを抜いた後、僕は足やら腕やらを滅多刺しにしていった。

ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。ぐさっ。

探偵気取りはずっと悲鳴をあげ続けていたがいつの間にか多量出血で死んでいた。

浜崎 湊。

今日僕が殺した。

彼の心臓は自分に酔いしれたやつの味がしたが少し甘かった。



翌日、日菜がまた声を掛けてくれた。

「昨日ね!私の好きなドラマの再放送が会ったの!あの探偵、好きだけどちょっと苦手な所もあるんだァ。 」

「そうなのか」

また1つ。僕と日菜の関係は縮まって行った。




これは僕が日菜の心臓を食べるまでの物語

僕が君の心臓を食べるまで

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