コメント
1件
長らくお待たせしました💦
あまりの突然の出来事に驚いて倒れてしまった…。デールに心配掛けちゃったなぁ…。とりあえず感謝を伝えに行かなきゃ!
「デールー?」
…
あれ?返事がない?
「デールー?!」
声を限界まで張り上げても来ない…。
もしかして…!
急いで玄関の方へ向かう。ドアが開けっ放しだ。
「デール…!」
デールが家出してしまった。追いかけようにもどこに逃げていったか検討がつかない。とりあえずデールが行きそうな所を手当たり次第に回ってみよう。会えるかもしれない。
・
・
・
・
・
何がいけなかったのだろう。一緒に寝る事なんて前も当たり前にやっていた。デールからすると前もやっていたことを僕に伝えただけだったのに…そこで僕がキャパオーバーして倒れてしまったから…ドン引きしてしまったのかもしれない…。これで追いかけていいのだろうか…。
『誰かのために一途に頑張る姿は誰だって応援したくなるものよ。それに、相手が異性か同性かなんて気にする必要ないわよ。』
ふと昨日クラリスに言われた事が脳裏にフラッシュバックする。
こんなことでつまずいちゃいられない。あの時決めた覚悟はそんなすぐに壊れてしまうような弱い覚悟じゃなかったはず…!たとえ拒否されたとしても…!一人のかけがえない親友であり相棒で…僕の一番大切な人に隠し事なんてしたくないんだ!
とりあえず思い当たる場所全てに行って探してこよう。
僕は…君が一番好きなんだ…!