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「……んっ」
わたしは目を覚ますと、鳥籠のような薄暗い檻に閉じ込められていた。
冷たい地面に座らされ、両腕は頭上で魔法の闇の糸のようなもので一緒に縛られたまま天井に繋がれていて、
両足にも同じ糸が絡まり、左右の柵にそれぞれ繋がれている。
まるで操り人形みたい……。
わたしはふと外に目線を移す。
湿った美しい中庭が広がり、
その中心には白い屋根に柱だけの休憩所のような建物が設置され、
中にテーブルと椅子が置かれている光景がわたしの両目にぼんやりと映る。
何故だろう……。
初めて見る光景のはずなのに、
わたし、この場所を知っている気がする。
だけど、頭がボーッとして思い出せ****************
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