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まさかのつづきです。
今回はバグでセラフが2人になります。
分身の方は「せらふ」で「アキラ」呼びです。 セラ凪です。
都内、某所 Room4S事務所
四季凪は資料の整理と片付けをしていた。
「だいぶ片付きましたね。セラ夫にも手伝うように言ってありましたが全然来ませんね」
スマホを見ても連絡はない。
「仕方ないですね、電話してみますか」
…..パタパタパタパタ
「え?足音?誰か来る?」
四季凪は念の為身を潜めた。
バタン
「アーキラ♡」
「きゃあっ!」
ドアが開くと四季凪は入ってきた人物にいきなり抱きつかれた。
「ちょっ、誰だ!あ、セラ夫?..っていきなりどこ触ってんだ!」
「おい!凪ちゃんに手を出すな!」
四季凪に抱きついたセラフを引き剥がしたのは同じくセラフだった。
「…..え?あなた達双子か何か?」
「んなわけないじゃん!」
何やらまたバグが発生し、セラフが2人になったらしい(以下分身はせらふ)
「いちいち分身が現れるバグは勘弁してほしいですね」
四季凪はため息をついた。
先程抱きついてきたせらふが四季凪に近寄り
手を握った。
「ねえアキラ、俺とデートしよ」
「えっ?////」
「おまえなあ、何言ってんの?あと凪ちゃんに近づくな!」
セラフは四季凪を抱き寄せた。
「えっと、あなたが”本物”のセラ夫で合ってます?」
「あたりまえでしょ」
セラフはドヤ顔で答えた。
「俺だってせらふだよ?別に偽物とかじゃないし」
「おまえは所詮俺の写しなんだから黙ってろよ」
セラフはせらふを睨みつけた。
「写しだったらなんなの?俺がおまえに劣るとでも言いたいわけ?」
2人のセラフが睨み合う光景はなんとも不穏な空気だった。
「ケンカするなら外でやってください。せっかくここ掃除したんですから」
四季凪は逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
するとせらふは素早く四季凪に近づきキスをした
ちゅぷ、くちゅ、ちゅっ
「んっ/////」
四季凪の甘い声にセラフの何かがプチンッと切れた
「…..ろす」
「やれるもんならやってみたら?」
せらふはニヤリと笑った。
「凪ちゃん、消毒してあげる」
「え?」
セラフは四季凪の顎を持ち上げ濃厚なキスをした。
くちゅ、ちゅく、ちろっ、ちゅっ
「ん、ふっ///」
四季凪はとろけそうなキスに頭がくらくらしていた。
「アキラはどっちのキスがよかった?」
「わ、わかんない//// 」
「じゃあもう1回してあげる」
ちゅうっ、ぴちゃっ、くちゅ
「んんっ/////」
「アキラかわいい♡」
せらふは四季凪の頬を撫でた。
一方のセラフの表情は一段と険しくなった。
「おまえマジでむかつく」
「うわぁ、こわいねえ」
「表出ろ」
〜〜♪
張り詰めた空気の中セラフのスマホが鳴った。
「…..はい、セラフです」
バグが治ったので分身を事務所に連れて来いという連絡だった。
セラフは逃げないようにとせらふをロープでぐるぐる巻きにして事務所へ連行した。
しばらくしてセラフは1人で戻ってきた。
「お疲れ様です」
「はぁああ、あんな奴二度と出てくんな!」
「あはは、あのせらふはだいぶキャラが濃いめでしたね」
「凪ちゃんもアイツにキスされて流されんなよ!」
「なっ!私はわるくないでしょう!」
「ダーメ!今日は寝かさないから」
「なんでよ!」
「なんでも!」
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