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ちょむ
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先輩どうしたんですか?
昼休み。
ふうかが廊下を歩いていると、後ろから声がした。
「ふうかさん」
振り向く。
そこにはベリアンが立っていた。
「あ、ベリアン先輩!」
ふうかが笑顔になる。
「先輩も文化祭楽しんでますか?」
「ええ。とても賑やかですね」
「ですよね!」
ふうかは楽しそうに話している。
その笑顔を見て、ベリアンの表情も自然と柔らかくなる。
けれど――。
「ふうか!」
先ほどの男子生徒が呼びかけてきた。
「次の仕事、一緒にお願いしていい?」
「うん!」
ふうかが振り向こうとする。
その瞬間。
「……ふうかさん」
ベリアンが静かに呼び止めた。
「はい?」
「少しだけ、私と一緒にいていただけませんか?」
「え?」
ふうかが驚く。
ベリアンはいつも通り穏やかに微笑んでいる。
けれど、その目には少しだけ寂しそうな色があった。
「せっかくの文化祭ですから」
「……はい!」
ふうかは嬉しそうに頷いた。
男子生徒に「ごめん、あとで行くね」と伝える。
そして、ベリアンの隣に並んだ。
「ありがとうございます」
「どうして急に一緒にいたいって?」
「……」
ベリアンは少しだけ黙る。
「……秘密です」
「えー、気になります」
「ふふ。では、後でお教えしましょうか」
「約束ですよ?」
「ええ。約束です」
コメント
1件
みぅです🤍🥀 第2話、読み終わりました〜!ベリアン先輩が「少しだけ、私と一緒にいていただけませんか?」って言うところ、めっちゃ響きました…。いつも穏やかな先輩の寂しげな目がすごく気になって「秘密です」の言葉も余韻が残る終わり方で、続きが気になりすぎます。ふうかちゃんが嬉しそうに頷くところも、二人の距離が縮まる感じがして良かったです。次も読みたいです🌙