泣いている翔太くんの髪を撫で続けていると、少しずつ涙が止まり、息も落ち着いてきた
ぽそりと呟く
「……ねぇ、めめ、すきって…すき?」
「うん、好き、だよ。俺は翔太くんのことが大好きだから、ハグもしたいし、キスもしたい、もちろんその先も」
「っ……///…ほんとに?」
「うん、ほんと」
翔太くんの脇に手を入れて抱き上げる。
ソファに座り直して膝の上に向かい合わせで乗せると、 翔太くんは大人しくされるがままで俺に跨った。じっと上目遣いで俺の顔を覗き込んでくる。
翔太くんの両手を包み込むようにして、ぎゅっと握る。
「ちょっと順番が違っちゃたんだけど、渡辺翔太くんが好きです。」
「まちがいすぎだろ…」
「うん、ごめん。ほんとに。でもちゃんと好きだから、付き合ってほしい」
「…………///…うん」
「翔太くんは?俺のこと好き?」
「……っ!わかるだろっ!」
「ちゃんと聞きたい」
「うぅ〜…///おれ、も、、めめが、、す、すき、です、、///」
「ふふ、嬉しいー!翔太くんかわいいんだけどー!」
「うわっ!急に抱きつくなっ!…///」
「嬉しいくせに〜」
「ねぇ〜///」
「ふふふ、かわいい」
「それ、もうっ、いいって///」
「だって可愛いし、嬉しいし」
「んもぅー///ふふ、ベタ惚れじゃん、おれに」
「当たり前だし」
少し体を離して目を合わせると、翔太くんは柔らかく笑いかけてくれた
「わ、今の笑顔、すっごくキレイ」
「っ!…///ちょっと…///もう、…///ほんと勘弁してってー///」
「ふふふ」
「ご飯!ご飯にしようよ、もう!」
「そうだね、手伝ってくれる?」
「うん」
翔太くんを抱きしめたまま立ち上がり、そっと下ろす。
もう1度キスをして、手を繋いでキッチンに向かった。
終
コメント
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最高のめめなべ供給、本当にありがとうございます!! ドストライクすぎて感謝しかないです!