テラーノベル
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_ 桃源郷 .
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【 登場人物 】
主人公 簓着 桜都
・年齢 15歳
・職業 生徒
若春 葵《ワカハル アオイ》
・年齢 23歳
・職業 美容師兼元ホスト
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恋愛&ほのぼの / BL / 桜都視点 /
地雷の方は🔙お願い致します
START⬇️
ザーー ザーーッ
雨が降る中、家を追い出された。
元々虐待をしてくる親だった。
父は主に殴ったり蹴ったり、時には刃物を突き出してくる。
男好きで酒好きな母はホスト狂でもあった。今は 病死で、この世を旅立ってしまっている
その中父が男手一筋で育ててくれた。が、虐待とかも勿論当たり前のような毎日だった
桜都「寒い。冷たい。助けて。」
そう言っても思っても、助けてくれる人など居ない。
でもひとりだけ、ただひとりだけ助けてくれた。
葵「あれ?おとくんじゃん。こんなところでどうしたの?」
と声をかけてくれた。
昔から母が通っていたホストのNo.3
子供好きで昔からたくさん話したり遊んでくれた。
簓着家の事情等もわかってくれて、唯一僕を助けてくれる人
葵「もしかして家追い出されちゃった?」
桜都「あ、、はい…まぁ、」
葵「そかそか、またウチくる?」
桜都「いえ、今回も迷惑をかける訳には行かないので。」
葵「全然迷惑なんかじゃないよ!むしろ来てくれたら嬉しいし♪」
桜都「いやでも、父に見つかったら前みたいに家壊したりする可能性もありますし…」
葵「…でもさ?それはそれでいいじゃん!」
桜都「あ、えっと…」
どんな理由でも助けてくれる。心優しい人
葵「ほらほら!痣とか切り傷もやばいし、服もびしょ濡れ。」
葵「このままだと傷も悪化して風邪もひいちゃうから早くウチ行こ?」
桜都「ぁ、えっと…」
葵「もー、、笑 昔からそう言うところ変わらないね〜、笑」
桜都「ごめんなさい、」
葵「謝らなくていいの!そういう所も桜都くんの長所でもあるし♪」
葵「そういう人の方が俺、めーっちゃ好きだよ?友人的にも恋愛的にもね」
桜都「…?、」
葵「はいはい、こんな話はまた家でしよ?」
葵「俺の家へレッツゴー♪」
ヒョイッ
桜都「えっ、、ええ!?ちょ、下ろしてください…恥ずかしい、/」
葵「え?笑 大丈夫だってそんなに見られないでしょ笑」
と気慣れた言葉を交わし、姫抱きで葵さんの家まで連れて行ってくれた
桜都「お、お邪魔します…」
葵「どーぞー♪」
葵「好きなところ座っててね、お風呂沸かしてくる」
桜都「はい、ありがとうございます」
葵「今お風呂沸かしてるから少しだけ待っててね」
桜都「すみません、迷惑かけっぱで…」
葵「いいって言ってるじゃん?こう言う世話焼き好きだからさ、いつでも言ってよ♩」
桜都「…はい、」
葵「桜都くんって、毎回毎回甘えるの我慢してるって感じだよね…」
葵「もっと甘えていいんだよ?特に俺にはさ、笑」
優しい言葉をかけてくれる葵さんは、誰よりもかっこよく、誰よりも優しい人だった
桜都「あま、、甘える…?
葵「そーそ、まぁ無理に甘えろとは言わないし、自分の楽なように過ごしてくれればいいけどね♩」
葵「あ。それかさ、あんな暴力的な家より家に住まない?」
こんな人が身近にいて、僕は本気で心の底から嬉しいと思った。
でも、それは違う。僕がいることで本気で迷惑をかけてしまう。葵さんを汚す訳にも、迷惑をかける訳にも行かない
桜都「お気持ちは嬉しいんですが、僕がいたら迷惑かけると思うので…」
葵「迷惑なんかじゃない!家主である俺が保証するよ」
でも、あの優しい葵さんが僕が唯一信頼出来る葵さんが少しでも「ここにいてもいい」と言ってくれるなら
少しはここにいてもいいかな。
桜都「それじゃあ、、少しの間…お願いします、」
葵「うん♩これからよろしくね」
あれから数ヶ月…
葵「ねー桜都ー、」
桜都「はい? ・・・ぉあ!」
最近、葵さんが甘えるようになってきた。
桜都「ちょっ…急に後ろから抱きつかないでくださいよ、」
葵「別にいいじゃん、もう家族みたいなもんなんだしさ」
桜都「んー、、」
葵「なに。違うの?」
桜都「違くはないんですけど、あの…家族のままで、いいんですか、/」
葵「え、え?まってどういうこと。」
桜都「もうなんでもないです!」(大声)
桜都「ほんとに…気にしないでください、、/」(小声)
葵「…笑」
葵「_______。」
桜都「え、、、/」
バックハグ状態で葵さんが僕の肩に顔を乗せてるからこそ、聞くことが出来た
葵「あれ、、聞こえちゃった…?笑」
桜都「ま、まぁ…少しは、」
葵「笑 じゃあなんて言ったでしょーか!笑」
桜都「え、っと… ・・・ か、
かわいいって…」
葵「ははっ笑 せーかーい笑」
葵「あれ、桜都、めちゃ耳も顔も赤いよ?笑 大丈夫?笑」
桜都「ん゙ん゙ーー、/ 大丈夫、じゃないです…ほんとに、、」
葵「はははっ笑 かわいい笑」
葵「もうこの状況見たらさ、家族じゃなくて恋人関係だよね笑」
桜都「そ、そうですね…/」
葵「…笑」
ボフッ
葵「お隣失礼するね♪」
桜都「はい、、/」
葵「…」
桜都「…」
トン、
葵「ん〜?どしたの 俺の肩に寄っかかるなんて珍しいね」
葵「もしかして甘えたさん?笑」
桜都「それも、だけど…もう
恋人関係なりましょうよ…
葵「…え゙っ」
桜都「あ、、」
桜都「まって。今の忘れてください」
葵「無理忘れらんないよ」
葵「彼女の告白を忘れる彼氏この世にいるわけないよ」
桜都「…もうヤダ、ほんとにヤダ、/」
葵「ははっ笑 ほんっとにかわいいー笑」
数ヶ月前とは比べ物にならないくらい、家族のことなど忘れるくらいに幸せで
まるで別世界に来ているような感覚。
日を重ねるごとに家族のことが頭によぎる。
でも、それをも消してしまうくらい最高の空間にいる
ここが僕にとって唯一幸せで
居られる 桃源郷となった
END⬆️
空白 . 改良抜き / 全2729文字
読んでいただきありがとうございました🎶♥️
コメント
3件
展開が最高すぎる…神。尊いわありがとう
駄作過ぎてる(T_T) ⤵️💧🌟