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るなのおへや
72
ぐろあり
しぼうねたあり
28にちいないに完結しないとやばい
てらこん
と言っても、私は病弱だ。急に頑張るなんて、身も心も万全ではない。
何とか止血をし、ようやく血が見えなくなった。
私はゆっくりと練習の部屋に移動する。
練習部屋に行くと、私と同じ境遇の人達が何人もいた。
私は裏切られてばかりで友達なんて、既に居なくなってた。
そんな中、私に声をかけてきた子がいた。
「あ、あのっ……!」
「……?!ど、どうしたんですか、?」
話を聞くと、どうやら私がマディック家の娘と知っていたらしい。
「どうしてこんなところに……?」
「……色々あってね。」
「私、昔からあなたに憧れてたんです、素敵な家系に生まれていいなと思って……いつかあなたのような素敵な人になりたいって。」
そうだったのか。もし、マディック家があのままだったら、どれほど幸せだっただろうか。
改めて考えてみると、涙が溢れ出てきた。
「……えっ?!ごめんなさいっ…!私がこんな話をしたばかりに!ごめんなさい!!」
泣いてるのがバレて、彼女に一生懸命謝られた。
「だ、大丈夫よ……」
「ほんとですか、?ごめんなさい、本当に」
「大丈夫よ、そんなに自分を責めないで。」
「ねえ、あなたの名前は?」
私はつい、彼女に聞いてしまった。
「私の名前……ミリーです。あなたはルーナスさんですよね、よろしくお願いします!」
「ミリー。よろしくね、ミリー。」
ミリーと呼ぶと、彼女はとても喜んでいた。
「久しぶりに名前を呼ばれました……とても嬉しいです」
そんなことを言われると、私だって嬉しくなる。
私も久しぶり。人の幸せを喜べたのは。
練習してから30分程。
私は息が上がって辛かった。すると、彼女は
「大丈夫ですか?はい、お水です。」
「それはミリーのでしょう、あなたが飲んでください」
「私は喉が乾いてないので、大丈夫ですよ」
そう言って、私に水を渡した。
少しフラフラしていたし、脱水気味だったのか。
私は彼女にとても感謝した。
「ありがとう、このまま放置してたら倒れてたかも」
「私はルーナスさんがどうなっても味方ですからね、いつになったって性格は変わりませんよっ!」
彼女はとても優しく微笑んだ。
こんな残酷の事務所にも、心優しい子っていたんだ。
そう感心した。
夜。
部屋に戻り、ガチャリと鍵を閉めた。
彼女は多分、とっくに寝ているだろう。
ミリーは練習熱心だが、あまり上手くならず指導が厳しい。だけど、少しの間に私を気にかけてくれる。
そのお陰で、私は辛くても頑張れたのだ。
今日は少しだけ練習が出来た。明日からはもっとしっかりと練習をしなければ……
私は眠りにつく_
着こうとしたが、付けない。
私は部屋が完全に閉まる23時までふらふら歩こうと思う。現時刻は22:30。30分ほどゆっくり散歩でもしよう。
「ここは……ミリーの部屋か。」
ミリーは私より1階上の部屋。そっと覗くと、やはりミリーは寝ていた。
私は覗くのをやめ、前にも言った古いお城の所へ言った。
「……ここはいつ来ても落ち着くわね。」
私はそっと古い本をとった。
その本は、汚れていてホコリだらけ。字も掠れてて非常に読みにくかった。
でも、その本には何故か懐かしく思える。
23時直前。
まもなく部屋が完全にロックされるので、私は駆け足で戻った。傷口はまだ痛いが、気にしなかった。
そして、戻れた。時刻はちょうど23:00。
一斉にドアが閉まる音がした。
ふと、手を見た_
「あっ……!」
古いお城のあの本を持ってきてしまった。
このままでは窃盗と疑われ処刑など諸々されてしまうかもしれない……
私はとても焦った。
短くてごめんなさい
コメント
1件
第2話、読み終えたよ……。 ミリー、すごくいい子だね。ルーナスが久しぶりに「人の幸せを喜べた」ってところ、胸がぎゅってなった。闇の中で差し伸べられた手って、本当に尊いと思う。 でも最後の展開、あの本……持ってきちゃったの、やばいよ💦 ルーナスの過去とか、この城の秘密とか、まだまだ闇が深そうで続きが気になる。短くても、ちゃんと心に刺さる話だった。大切に読ませてもらうね。