テラーノベル
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目の前が真っ暗だ。
当然だ、目を閉じているのだから。
パチパチと、送り火の音が響く中、俺はそっと目を開けた。先程まで両手に感じていた暖かさは、もう無い。
「…元貴。」
横から、お母さんが声をかけてきた。俺は、自分の頬に触れて、涙が流れていることに気付いた。
「…今年も、逢えた?」
「…うん…逢えたよ…っ。」
堪らず、袖で目元を拭って、涙を止めようとする。
「お母さんも、お線香上げさせてね。」
そう言って、藤澤家へと入って行く。俺は、向かいの家でも始まった送り火を、しばらくぼーっと見ていた。
「あら、元貴くん。帰って来てたのね。確か東京の大学に行ったんだっけ。」
お向かいのおばさんに話しかけられる。
「…はい。」
「うちのお婆ちゃんも、ずっと元貴くんの事心配してたから、きっと帰って来てたら喜んでるわ。」
「ありがとうございます…。」
「お婆ちゃんお散歩好きだったから、きっとお盆の間この辺うろうろしてたでしょうねぇ。」
俺は、一昨日、木影で休んでいた時に話しかけてきた、向かいの婆ちゃんを思い出していた。
あの時、涼ちゃんと滉斗に向かって話しかけてきたのは、昨年亡くなった向かいの婆ちゃんだった。
『あの子も一緒なら良かったけど…。』
そう言った婆ちゃんには、木の根元で休む俺は死角に入って見えていなかったのだろう。あの子、とは、俺の事だ。あの二人と一緒なら良かった、そんなの、俺が一番思ってるよ。
向かいの家族に軽く会釈をして、俺は藤澤家に入っていった。
中から、お線香の香りがする。居間のさらに奥、仏間へ入って、お母さんが手を合わせているのを見つめていた。
仏壇の前には、写真が二つ飾られている。
中学一年の涼ちゃんと、小学四年の滉斗。
二人とも、幼くあどけない笑顔で、写真に収まっている。俺は、二人の写真をボーッと見ながら、ぽつりぽつりと語り始めた。
「涼ちゃんの髪がさ…すごい色だった。」
「え?」
「俺が想像する姿そのままでさ、今年はピンクと赤のグラデーション。」
「すごいわね、去年は確か青髪じゃなかった?」
「だんだん、派手になってくね。」
俺が力無く笑うと、お母さんも困ったように笑った。涼ちゃんと滉斗の成長した姿を、俺は知らない。だから、想像するしかなくて。涼ちゃん達は、毎年、俺の想像通りの姿で帰って来てくれる。俺は、涼ちゃんに似合うだろうと、金髪、赤髪、青髪、つい色んな髪色を想像してしまう。だから、涼ちゃんの派手な髪の毛は、『元貴のせい』なのだ。
「じゃあ、帰ろうか。」
「…うん。」
俺は、座卓に三つ置いたままのコップの氷が、まだ溶け切っていないのを見て、ああ、さっきまで一緒だったのに、と胸が痛む。いつも、このまま終わらなければ、時間が進まなければ、と願ってしまう。
コップの氷が溶けていく。君たちがいたという証が、なくなっていく。
お願い、まだ、溶けないで。
いつの間にか仏壇の前に置かれていたカメラを手に取り、俺は自宅へと帰っていった。
このカメラのフィルムは、決して現像したりしない。余計な証明は、俺には必要ないから。
次の日、俺はこのお盆の四日間に三人で出かけた道を、一人で歩いていた。やっぱり陽射しがキツい。自然と、影を選んで歩いて行く。
俺は、いつもそうだ。夏の陽射しの中でキラキラと楽しそうに遊ぶ涼ちゃんと滉斗の傍で、いつも影に入って、夏から隠れていた。
バス停に差し掛かり、アイスを買った商店に立ち寄る。
「アイスひとつください。」
「…今日は3つじゃ無いのかい?」
店番のお婆ちゃんが、また怪訝な顔で俺を見る。俺は困った顔で笑って、アイスを受け取るとお金を払った。
またバス停の中に一人座って、アイスを食べる。あの時、アイスを買いに行く俺から離れて、二人は先にバス停に向かっていた。あの二人が他の人に会うと、見えるだの見えないだのでややこしい事になるから。買い物やご飯を受け取るのは、いつも俺だけだった。
「…あつ…。 」
アイスを食べても、ちっとも身体は冷えないし、心も落ち着かなかった。重い腰を上げて、俺はさらに歩みを進める。
トンネルを抜けて、鼻に水の香りが漂ってくると、俺の心臓は早鐘を打ち始める。三人なら大丈夫だったが、一人だとまだダメかもしれない。
呼吸を荒くしながら、それでも、行かなくちゃ、と俺は自分を奮い立たせて、進んでいく。
しばらくして道の横に目をやると、川原が現れた。フラフラと、一昨日と同じ木影に座り込む。
一昨日だけじゃなく、あの時も、同じだった。こうして俺は、木影でまた、夏から隠れていたんだ。
『元貴、大丈夫?』
『うん、ここで休んでれば、大丈夫。』
『俺ら、ちょっとあっち行ってくるな!』
『うん。』
涼ちゃんが中学一年生になって、俺と滉斗が小学四年生になった夏休み。そろそろ長かった休みも終わるという日、俺たちは川原に遊びに来ていた。大人達からは、『水辺に子ども達だけでは行かない事』と口酸っぱく言われていたが、こんな浅い川、なんて事ない。他の奴らだって、川で遊んでるって言うし、大丈夫。そんな風に、俺たちは無敵だと言わんばかりに、軽く考えていた。
二人が水面が輝く川の中で遊ぶ様子を、今年の夏もいっぱい遊んだな、楽しかったな、と考えながら俺はボンヤリと眺めている。あの二人は、本当に夏が似合う。夏に、愛されている。
『な!元貴!』
夏休みの思い出に耽っていると、不意に滉斗に声をかけられた。
『ごめん、なにー?』
『俺たち、ずーっと一緒に遊ぼーな!って!』
『大人になっても、だって!』
『じーちゃんになってもなー!』
『なんだそれ…。』
暑さで汗びっしょりで、シャツが体に張り付く。俺たちは、そんな未来を語って、そしてそんな未来を信じていた。
しばらくすると、ここはこんなに晴れているのに、山の向こうから雷鳴が聞こえた。
『うお、こえー! 』
『滉斗、戻る?』
『えー待って!まだあそこに魚いる!』
『え、どこ?』
川の中腹、中洲のようになっている場所で、二人は遊んでいた。俺が陽射しにやられて木影で休んでいる間に、みるみる内に川の水位が上がり、俺と二人の間には濁流が走り始めた。二人の焦る声に俺は立ち上がり、急いで川縁に近づいた。
『待って元貴!入っちゃダメ!』
涼ちゃんが大きな声で俺を止める。
『でも!涼ちゃん!滉斗!』
『僕たちじゃ無理だ!元貴、大人を呼んできて!』
『元貴!俺たちここで待ってるから!頼んだ!』
怯える滉斗を、涼ちゃんがしっかりと抱きしめて、落ち着かせている。二人のいる中洲が、だんだん小さくなっていく。
俺は、震える脚をもつれさせながら、走り出した。陽射しなんか関係ない。暑さなんか知るもんか。親友の為に、大好きな人の為に、肌が爛れたって心臓が破れたって走るんだ。
道を走っていると、目の前に灰色のカーテンが現れた。と思った瞬間、ザーーーーーッと大粒の雨が辺り一面を覆った。川上の方は、こんなにも大雨だったのだ。山の向こうからの雨雲が、こちらにもやって来た。ざあざあと打ちつける雨音と、視界の悪い景色。俺は恐ろしくて、涙なのか雨なのかわからないもので顔をぐしゃぐしゃにしながら走り続け、なんとか大人を見つけ出した。
『助けて!早く!涼ちゃんが!滉斗が!』
パニックになっている俺からなんとか話を聞き出して、すぐに数人の大人を集めて川原へと走ってくれた。
目の前に、俺が休んでいた大きな木が見えて来た。
『あそこ!あそこの川に…』
俺が指差したところは、ごうごうと恐ろしい音を轟かせながら、ものすごい濁流が走っているだけで、中洲も、涼ちゃんも、滉斗も、何もかも無くなっていた。俺は、全身の力が抜けて、その場にへたり込んだ。
『おおーーーい!!涼架ーーー!!』
『滉斗ーーー!!どこだーーー!!』
大人達が、懸命に二人の名前を呼びかけながら辺りを捜索するが、雨が激しく叩きつける音と、濁流の轟だけが応えるばかりだった。
雨がおさまり、川の流れも安定した頃、警察や消防団員、そして町の人総出で、涼ちゃんと滉斗を捜した。川下の方や、草むら、方々を隈無く捜したが、とうとう二人が見つかることはなかった。
捜索が打ち切られて程なく、二人の家で葬儀が執り行われた。俺は、床に額を擦り付けて、おじさんおばさん達に謝った。みんな、決して俺を責める事はしなかったが、俺の両親も、ずっと一緒に頭を床につけて謝り続けた。
ごめんなさい、ごめんなさい。
俺だけここにいて、ごめんなさい。
葬儀が終わってすぐに、ここにいるのは堪えられない、ごめんなさいと謝り、滉斗の家族が引っ越して行った。後の家には、別の人が住み始めた。
また、理由を同じくして、涼ちゃんの両親も町を出て行く事になった。涼ちゃんは一人っ子だった為、家を残す事はできない、取り壊す予定だと言っていた。
取り壊す。 俺たちがいつも集まっていたあの家を。
俺は、必死でお願いをした。
『お金なら、大人になったらちゃんと払います!お願いです!涼ちゃんと滉斗の帰る場所を無くさないでください!!』
そんな俺の姿を見て、俺の両親が大人同士で話し合ってくれたようで、涼ちゃんの家がなくなる事は無かった。恐らくは、俺の両親が涼ちゃんの家の権利を買い取ってくれたのだ。
俺は、毎日のように藤澤家に出入りして、掃除をしたり、ご飯を食べたり、勉強したりしていた。うちの家族は、そんな俺を黙って許してくれて、ご飯を運んだり、布団を用意したりしてくれた。
仏壇もそのまま残してくれていたが、俺はどうしても二人の写真をそこに飾るのは嫌だった。まだ、ここに飾るのは、違う。俺が、認めない。だって、いつかひょっこり、二人が帰ってくるかもしれないじゃないか。
二人が夏に攫われてから、幾度か季節が変わっても、俺は学校にも行かず、ずっと藤澤家で二人の帰りを待っていた。
そして、次の年も、当たり前に夏がやって来た。もしかして、夏が二人を返しに来てくれたのかもしれない。そう期待していたが、世間が夏休みになっても、二人が家に帰ってくる気配は全く無かった。
『元貴、迎え火、やってあげてくれない?』
八月十三日に、お母さんが麻がらを持って藤澤家の門前に用意をしていた。
『迎え火…?』
『…お盆に、亡くなった人が帰ってくる時の、目印みたいなものよ。』
『…やらない。』
『元貴…。』
俺は、下を向いて口を固く結んだ。
いやだ、いやだ、やりたくない。認めたくない。
黙って俯く俺に、お母さんは優しく言葉をかけた。
『…わかった。火だけは、炊いておくから。内から外に向かって、三回火を跨ぐと、会いに来てくれるわよ。』
じゃあね、と頭を撫でて、お母さんは家へ帰って行った。
パチパチと、目の前で麻がらが小さく爆ぜる。陽が傾きかけた夕方とはいえ、じわじわと汗をかいて、背中に一筋の雫が伝う。
俺は、ゆっくりと、脚を上げて、前へ送った。
一回。
二回。
最後は、眼を瞑って。
…三回。
ゆっくりと眼を開けると、ヒグラシの声がよく響く、橙に染まったさっきと変わらない風景。門柱の上に飾られた、胡瓜と茄子で作られた精霊馬が、寂しく佇んでいる。
俺は、安堵か落胆か、ため息をついて、家の中へと戻った。
居間の座卓に腕を組んで顔を伏せる。
涼ちゃん、滉斗、俺、五年生になっちゃったよ。全然学校行ってないのにさ。勝手に大きくなってく。
涼ちゃんは、どれくらい背が伸びた?滉斗は、まだ俺より背が低い?
ねえ、どこにいるの?
早く、帰って来てよ。
カラララ…
玄関の開く音。お母さんがご飯でも持って来たのか、そう思って放っておいた。
『ただいま。』
『ただいまー!』
廊下に響く、懐かしい声。ずっと、聴きたかった言葉。
心臓がドキドキして、身体が痺れる感覚を抱えながら、居間から歩いて、玄関へ顔を出す。
『元貴…。』
『元貴〜。』
橙に照らされた玄関に、涼ちゃんと滉斗の姿が確かにあった。俺は、涙が溢れて、走って二人に飛びついた。
『どこ行ってたんだよ!!すっげー心配したんだぞ!!ばか!!遅いよ!!』
『…ごめんね。』
『元貴ぃ〜…。』
二人は、泣きじゃくる俺の背中をさすって、涼ちゃんは優しく包み込み、滉斗は同じく泣きじゃくってしがみついてきた。
開けっ放しの玄関からは、門前でパチパチとまだ燃えている迎え火が揺らめいていた。
『元貴、ごめんな。』
『僕たち、その…。』
『言わなくていい。…わかったから。』
居間の座卓に、三人で座る。二人は言いにくそうに話し始めたが、俺は二人の口からは聞きたくなかった。言わせたく、なかった。もう、認めざるを得なかった。
二人がここにいられるのは、お盆の四日間らしい。三人で、出来る限りの楽しい事をやろうと決めた。
お母さんが夜ご飯を運んできてくれた時に、二人が逢いに来てくれたよ、と玄関に連れて行ってみたが、お母さんには見えないようだった。
『良かったね、元貴…。涼ちゃん、滉くん、お帰りなさい。』
お母さんは、それでも信じてくれた。俺の隣にいるであろう二人に向かって、涙ながらに言葉をかけてくれた。
二人とも、涙を流して、ありがとう、ただいま、と応えていた。
それからは、毎年、お盆の四日間、涼ちゃんと滉斗は俺に逢いに、藤澤家に帰ってきてくれた。
俺は、この四日間の為だけに、一年を生きているようなものだった。
中学生になって、途中で滉斗に身長を抜かされた。そんなイメージは俺の中には無かったので、二人が確かに俺と一緒に成長してくれている気がして、背を抜かれて悔しいはずなのにすごく嬉しかった。
俺たちが高校生、涼ちゃんが大学生の歳になると、涼ちゃんの髪色が金髪になった。
『わ、すごい色だね。これ、元貴が想像で考えたから?』
『たぶん。でも、似合ってるよ。俺言ったでしょ、金髪似合うって。』
『涼ちゃんいいなー、俺もなりたい。』
『お前はまだダメ、俺だってやってないもん。』
『なんだよケチ。』
俺は、中学でも出席日数がギリギリだったので、通信制の高校に通っていた。正直、高校へ行く気もなかった。二人がいない世界は、どうでもよかったから。
だけど、お母さんも、涼ちゃんも、学校はちゃんと行っとけ、と俺を説得したんだ。涼ちゃんに言われたら、従わないわけにはいかない。
通信制にしたと言ったら、涼ちゃんは『そういう事じゃないんだけど。』と困った顔をしていた。たぶん、俺に学校での青春とやらを過ごして欲しかったんだろうけど、生憎そんなものに全く興味はなかった。
高校二年のお盆では、涼ちゃんが二十歳を迎えたこともあって、真夏の成人式を俺たちでお祝いした。初めてのお酒を美味しそうに飲んで、嬉しそうに笑っていたっけ。
「あっつ…。」
川原の木影でずっと昔を思い出していた俺は、汗が噴き出し、身体が暑さに堪えられなくなってきたと感じた。
ゆらりと立ち上がり、今はサラサラと機嫌よく流れている川に向かって、なんとも言えない気持ちで手を合わせる。
お前が、二人を奪った。だけど、瞼の裏に生きている夏の想い出は、やっぱりここでの楽しいものばかりで。
俺は、ここを憎みきれない。
後ろを振り返り、去年の事を思い出しながら、来た道を戻っていく。
『東京の大学に、行くことになった。』
父親が、藤澤家をこれからも残す条件として、俺の東京の大学への進学を示してきたのだ。おそらくは、地元から、あの夏から、俺を少しでも引き離そうとしての事だろう。俺は、ここを守る為にその話に乗るしかなかった。
『すげーじゃん、おめでとう!』
滉斗は、身体は俺よりも大きくなっているのに、どこか小学生のような無垢なままの明るい笑顔で言った。
『大学、きっと楽しいよ。ちゃんと、楽しむんだよ。』
涼ちゃんも、昔と変わらぬ柔らかい笑顔でそう言っていた。
『元貴、来年からは帰って来られないかもしれないね。』
『そっかぁ、大学って忙しいだろうしな。』
『友達が出来て楽しくて、かもしれないよ。もしかしたら、彼女も…。』
『そうだな。…そうだといいな。』
『…うん。』
俺が風呂に入ってると思って、涼ちゃんと滉斗が縁側で話しているのを、俺は聞いてしまった。二人の気持ちを知って、俺は、ますます想いが募った。
滉斗、そんなこと言うなよ、俺の親友はお前だけだ。お前がいてくれたらそれでいい。
涼ちゃん、なんだよ彼女って。そんなのいらない。俺が好きなのは、涼ちゃんだけなのに。
言いたいことはたくさんあるのに、全部、彼らを悲しませるだけの言葉に思えて。俺は何も言えず、静かに風呂場へ足を進めた。
俺を諦めようとしている二人に、絶対に離れない事を示す為、今年も俺は帰ってきたんだ。これからも、俺は、ここに帰ってくる。その強い意志を、伝える為に。
田んぼに囲まれた農道を、ゆっくりと歩く。陽射しはジリジリと焼き付けるのに、サラサラと流れる風が気持ちいい。
来年の夏を想い、頬が自然と弛む。
俺が、こうしてまた次の夏に逢えるのを心待ちにして過ごしている間、彼らはどこで何をしているのだろうか。
俺の見えないどこかで、俺と同じように、この風を気持ちがいいと感じたりしているだろうか。
同じ風が、彼らにも吹いていたらいいな。
そうだと いいな。
俺は、二人を攫った夏が嫌いだ。
二人に会える夏が好きだ。
夏が似合う彼らは、夏に愛され、攫われた。
俺は、いつも木影から、彼らの面影を探す。彼らの幻影を浮かべては、幸せに浸る。
俺を捕らえて離さないのは
夏の影だ
コメント
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そっちかあああああ、、、1人でも泣き崩れるぐらいだけど2人はああっ😭😭😭😭
初コメ失礼します! 完結おめでとうございます! 友達の紹介で七瀬さんの作品を初めて読ませて頂いたのですが、本当に全てが完璧で心服しました...! 皆さんの言う通り、❤️くんがいないのかなって思ってましたが、まさか2人の方だったとは... 所々に感じる違和感はありましたが、こんな結末が待っているなんて思いもしませんでした、、最終話で全てが回収されたところで鳥肌がぶわわっと立って、涙が溢れてきました🥲
完結おめでとうございます! 途中から❤はもういないのかなってずっと思ってたけど…まさか💙💛の方だったとは……分かった瞬間涙が止まらなくなりました…🥲 「夏の影」の歌詞、MVからこんなに想像を膨らませられるなんて…ほんとすごいです…! わくわくもどきどきもきゅんきゅんも悲しみも…いろんな感情をくださってありがとうございます😭七瀬さんの長編大好きなので、これからも楽しみにしています!