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どうして流れ星が落ちたのか。

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どうして流れ星が落ちたのか。

28 - 第28話存在しない記憶とは?(☆∀☆)

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2022年10月28日

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存在しない記憶を見ていない この二つに分けられます。

【存在しない記憶】

存在しない記憶は、虎杖と戦った相手のみが見ています。東堂の場合は加茂憲紀との戦闘中に、「真衣と一緒に過ごした思い出」「妹たちと遊んだ思い出」などの楽しかった過去を思い出して戦闘不能になりました。

存在しない記憶を見ることによってその呪霊はその人間に対して友好的な態度をとるようになります。しかしそれはあくまで術式による現象であり、そこに本人の感情が入り込む余地はないのです。よって、どんなに楽しくても悲しい出来事があっても、実際には存在しない記憶なのです。

【存在する記憶】

存在しない記憶と違い、存在する記憶には本人の意思が存在します。そのため「あの人ともっと一緒にいたい」

といった気持ちが強い場合、「あの記憶を思い出したい」という思いより強くなってしまう場合があります。その結果、思い出したくない現実を受け入れられない状況に陥ってしまうこともあります。

たとえば家族と一緒に暮らしていた頃の記憶を思い出そうとしていた主人公が、両親の死をきっかけに家族のことを忘れてしまうようなことがあります。それは家族の顔を思い出すことができないとかではなく、自分の意思によって忘れようと思って忘れられるものではありません。しかし自分が何をしていたのか覚えていないということはよくあることです。これと同じで、本来なら受け入れなければならないことを受け入れられずに苦しんでいる状態のことを「現実逃避」といいます。

【現実逃避の例】

・自分の過去を直視できない→思い出せないのではなく、認めたくないために思い出すことを拒否する。

・過去の辛い経験を受け入れられない→思い出したくないというよりも、その出来事を思い出して傷つくことを恐れているため。

・親からの虐待を認めようとしない→事実を認めることができず、「悪い夢だった」「幻覚だ」と思い込もうとするため。

・過去に犯してしまった罪に対する後悔


・自分の非を認めない相手への苛立ち などの負の感情を抱えていました。この負の感情によって存在するはずもない記憶を見てしまいました。しかし、虎杖悠仁は自分が死んだことさえ覚えていないのにも関わらず、存在してはいけない記憶を見ることが出来ています。その理由としては、虎杖は宿難の指を取り込んでしまったことで呪霊と同等の存在になってしまったからだと考えられます。つまり虎杖には宿難の記憶があるということですね。ちなみに伏黒恵の場合は真人が宿難の記憶を見せることによって死んでいることを思い出させ、絶望させようとしていました。

しかし、虎杖悠仁が本当に存在しているのかしていないかは読者にとってはどうでも良くて、「死んでいなかった」「生き返った」という事実があれば良いのです。事実が分かれば読者はその先の展開が気になり続きを読みたくなるでしょう。なので作者側は「存在しない記憶」についての説明をするべきではありません。作者の都合の良いように解釈させておけばいいんです。だって実際そうなんだから。

ちなみに伏黒の父親は、真人の術式のせいで存在しない記憶を見せられていただけです。父親本人の意思ではなく、あくまで真人に操られている状態です。だから父親の言動は全て偽物であり本当ではないということです。

また、虎杖が死んだことにされた理由は「呪いの王・両面宿難の復活を恐れた人間たちがそうさせた」ということになりますね。そしてそのせいで五条悟や夏油傑が封印されてしまったとも言えます。

【存在しない記憶】

まずこの存在しない記憶について、考察していきましょう。

虎杖悠仁が死亡したという情報が秘匿されたのは、「呪霊によって一般人が殺されたら面倒だから」という理由ですよね? つまり、この存在しない記憶というのは「一般大衆を守るためのもの」と考えることができます。

ではなぜ存在しない記憶が存在するのか?それは、人々の心に「恐怖」を植え付けるためでしょう。人々は、非術師は、自分の理解を超えた存在に対して無意識のうちに恐れを抱くものですから

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