テラーノベル
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「お前の異能力は、人を救うためにある」
そう言われて育てられてきたけれど、一度も自分が正義だと思ったことがない。親に反抗したかったのか…
「何年間もそんな事言われたら自然と自分が正義だっ!ってなりそうだけどね」
相棒(朱莉)には、そう言われた。でも、自分でも分かっている気がした。逃げているだけで。何故自分を正義だと思えないのか。
それは数年前にさかのぼる。
ある夜、友達と帰ってた。突如、ポートマフィアであろう構成員に友達が殺され、私は一人、生き延びた。…今思い返せば、暗殺者でも白い死神でも最高幹部でも無かった、ただの構成員。落ち着けば倒せる程度の。それもあり、自分を正義とは思えない。
相棒はいった。
「まぁ、完璧な正義何て…この世界にはないよ。人生は、必ず誰かが犠牲になる。そう言う物だと思ってるよ。私はね…」
それも一つの『正解』なのかもしれない。
こんな事、考えたって仕方ない…さぁ、依頼を引き受けに行こう。あの時の事を償って、人を救うことしかあの子への謝罪はないのだから。
コメント
1件
あれ、なんか一人死んじゃったじゃん!?うわーどうしよ、与謝野先生…はもう治せないし…あー私の異能力死んだ人を生き返らせる異能力にすれば良かったー!大失敗!(ただ私が荒ぶってるだけ)