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中原の自宅に着いた
太「君、タワマンすんでたの…」
様それが当たり前のようにあぁ、と返事をするエレベェタァに乗り中原の部屋の階で降りる。
中原の部屋のドアを開け部屋に入る。
太宰が小さくお邪魔しますと云い靴を脱いだ
中原が軽く手招きをし、太宰に合図を送る
飲み物をとってくると云い中原がキッチンに駆け足で行く
二つのカップを手に持ちキッチンから戻ってくる。
太「あ、有難う。」
中「おう」
太宰がカップを手にして一口飲み物を口にする
中原が云う。
中「じゃあ本題に入るか?」
それに対し太宰が軽く頷くと中原が語る
中「俺はな?昔から可愛いものが好きなんだよ。それから13くらいか?そん時から女物の服を着るようになって、まぁ現在進行形でこうなってんだ。」
中「だからって女になりたいとかそう云う訳じゃあねぇ。」
太宰がそれに対して云った。
太「この事を知ってる人は居ないの?」
中原が首を横に張った。
中「手前が初めてだ」
太「そっか…」
少し気まずい雰囲気になった途端中原が云った。
中「手前、時間…」
そう云われて太宰がふと時計見るともう0時を回ろうとしていた。
太宰が急いで帰る準備をしようとする
それに対し中原が「泊まっていくか?」と云った。
太「え…いいの?中也が良いなら別に良いけど…」
中「別に良いぜ」
急遽太宰は中原の自宅に泊まる事になった。
中「取り敢えず飯食うか?」
それに太宰が頷き中原がキッチンへ向かった。
白のシンプルなエプロンを付け戸棚から何かを取ろうと台を取りに行く
太「どれ欲しいの?」
それに気づいた太宰が聴く
中「えっと、1番右のやつ…」
太宰がこれ?と確認をして中原に渡した。それに中原が小さな声で有難うと呟いた。
中原が料理をしている様子を太宰が隣で見ながら少し手伝いをしている。
それとってやらこれ混ぜて、全てに素直に対応していた。
太、中「いただきます。」
2人が手を合わせいただきますと云った。
中原が携帯を撮り料理の写真を撮った。
太「なにしてんの?」
中「ん?こうやって何食べたか残してんの」
太「ふーん…」
太宰が箸を持ち一口食べた。
すると「ん!おいしすぎる!」と中原をベタ褒めしながらどんどん箸を進めた。それを嬉しそうに見ながら少しずつ中原も箸を進めていく。
些細な会話をしながら2人が食事をする。
中「らざい〜聴いてくれよぉ〜」
完全に酔っ払った中原が太宰にくっついている。それに迷惑そうに太宰がどいて、と突き放すがまたくっついての繰り返しだ。
中「あ…まだ風呂入ってねぇ…」
太「あーそういえばそうだね…」
中「風呂入れてきてぇ」
上目遣いで中原が太宰に頼む
それに負けた太宰が立ち上がり風呂のスイッチを押しに行く。
ぴろぉおん「お風呂が沸きました。」
中「あ、鳴った…」
太「先入る?」
中「手前が入ってこい」
太「別に良いけど…」
入ってくるねと云い太宰が風呂場に向かう
太「広…」
太宰の自宅が探偵社の寮の為風呂が狭い事から中原の自宅の風呂が広すぎると感じ、辺りを見渡す。
服を脱ぎ捨て風呂場に入る。
太「浴室広…」
下半身に軽くタオルを当て浴室に入る。
太「シャンプーどれ使えば良いんだろ…」
太宰がシャンプーの種類を見たりしていると浴室の戸が思い切り開いた。
太宰がそれに驚き振り返ると全裸の中原が立っている
中「一緒に入るぞ!」
酒の影響で顔を少し赤くした中原が云った
太「…は!?」
太「なんで!!?」
太宰がそう云うと不思議そうに中原が云う
中「あぁ、?昔一緒に入ってたじゃねぇか。今更一緒に入ろうが同じだろうが」
太「確かに15の時入ってたけど…」
だろ?と中原が云い太宰の手を引っ張り座り込む
中「髪」
そう一言云うと頭を指差す
中「洗え!」
太宰がため息を吐き、手慣れた手つきで中原の髪を洗い始める。
太「前もこうやって洗ってあげてたよね」
中「手前が髪洗ったら次の日絶対寝癖つかなかったからな」
太「そうなんだ」
太宰が少し嬉しそうに云った
太(髪綺麗だな)
太宰が中原の髪を軽く手に載せ、少し顔に近づけた。
中「太宰?」
中原の声に反応し太宰が髪の毛から手を離した
直ぐに髪に着いたシャンプーを水で洗い流す
太「終わったよ」
中「ん、さんきゅ」
中原が太宰の肩を持ち椅子に座らせる
中「俺の番!」
まだ酔いが残っているのだろう少しいつもと様子が違う
太「う、うん」
太宰が少し照れくさそうに椅子に座った
中「手前髪綺麗だな」
太「そう?」
中「癖っ毛なのに普通に綺麗」
中原が太宰の髪で遊びながら云った
中「あ、見ろ太宰!」
中原が云い目の前にある鏡を指差す
中「お揃い!」
太宰の右の前髪を耳に掛け中原と同じ前髪にしている。
太「ふふっなにそれ」
中「ふふん!良いだろ!」
中原がいたずらっ子のような笑みを浮かべる
中「さむっ」
太「遊んでるからだよ、早く流しな」
中原が仕方無しに太宰の髪を水で流す
中「まだ体洗ってねぇ」
太「あーそうだった」
中「洗い流しっこだ!」
中「俺の体洗え!」
太宰にタオルを渡し背中を向ける
太宰が仕方無しに背中を洗い流す
太「前」
中「おう」
中原の足や腕などを洗い流す
中「ココは?」
中原がにやっと笑いながら中原のペニスを指差す。それに太宰が頬を赤く染めながらバカじゃ無いのとタオルを投げつける
太「私の背中流して」
中「おう」
太宰と同様に背中、腕などを洗い流す
中「ココもやった方がいい?」
と太宰のペニスを指差した
太「莫迦!」
太宰にキレられながらもけらけら笑って浴槽に浸かる
2人が入ったら流石に少し窮屈だ。2人とも体育座りで向かい合って座ってる。
中原が手で水鉄砲を作り太宰に水を飛ばす。
太「うわ!」
水を手で受け止めて中原にやり返す。
少し時間が経った頃だろうか中原が太宰の肩に持たれる。太宰が中原の方を見ると中原は寝ていた。
太「…綺麗な顔、」
太「綺麗とか可愛いは嘘じゃあ無いんだけどなぁ…」
太宰が呟く
太宰が中原の顔に近づきそっとキスをする
太宰は少し頬を赤ながら「好きだよ、」そう呟いた