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お台場から少し歩いて、品川までやって来た。
🦊「品川プリンスホテル…?」
🕯「なんかダサい。」
💭「ちょいちょい、ちょっとまてぃ!!」
⚡️「いくらなんでも難癖つけるの早すぎるだろ。」
なんとかホテルに到着した。
ホテル名に不満はあるみたいだが、全貌を見渡すと揃いに揃ってワクワクし始めた。
🫘「ええ部屋とれたんやな。」
👾「まぁ、たまたま。」
総勢9人もいるから、かなり大きな部屋をとらないといけなかった。
お金はなかったけど、後払い制度らしいから後でどうにかなるだろうと思っている。
🍯「ベッドふっかふかだぁぁぁぁ!!!」
💭「いええええええええええい!!!!」
🦊「テンションブチアゲふぉおうおうおう!!!」
⚡️「そんな暴れんな、下に響くやろ。」
🐸「え、ここ、ナイトプールあるらしいよ。」
🕯「僕、ずっと浮いてるから水の中泳げない。」
🌙「そっか、水に入る機会無いもんね…。」
🦊「え!!プール行きたい!!」
🍯「私も行きたい!!!」
⚡️「もう時間遅いからやめとけ、また今度来たときでええやろ。」
もう来ないだろうけどね………。
🫘「ほんじゃ、風呂入るなりして各々支度終わらせやなな。」
👾「うん、とりあえず各自、自由にして。1時ぐらいになったら寝ましょ。」
💭「りょーかーい。」
それぞれ支度を終わらせてベッドに就いた。
🍯「電気消すよ〜。」
💭「はーい。」
たくさんはしゃいで遊んだせいか、みんな眠りにつくのが早かった。
朝になった。
ホテルの中でもほぼ頂上辺りの部屋だったこともあって、朝日が綺麗に部屋に差し込んでいた。
⚡️「めっちゃいい景色やなぁ。」
🍯「まぁ私の美しさには適わないけどね。」
⚡️🦊「は?」
🍯「え?」
早めに寝たからか、みんな早いうちに目を覚ました。
🫘「腹減ったなぁ。」
🐸「朝ごはん食べに行きましょうよ。」
💭「ありー!!」
朝ごはんを食べに行くことになった。
🦊「でも、服どうしよう。」
🌙「アロハシャツはもう着たくないです。」
🕯「呼んだ?」
🌙「違うって。」
🫘「いつもの服でええんちゃう?」
⚡️「おお、まじか。」
結局、いつものフル武装で行くことになった。
これ、日本の法律的には大丈夫なのか…?
🦊「ん〜〜〜!!!美味しい!!!」
🐸「ここの料理美味しいですね!!」
朝からフレンチを平らげる贅沢者たち。
すごく美味しい。
⚡️「この後はどこ行くんやはるー。」
🕯「食べながら喋んな。」
💭「そーだそーだ。」
⚡️「ん?あぁ、おう。」
👾「逆にどこか行きたいとこある?」
🍯「海!!海行きたい!!」
⚡️「いや昨日行ったやんけ。」
🍯「わかってないな〜、朝の海は涼しくて綺麗なんだよ!!」
⚡️「へー。」
全く興味無さそう。
🦊「いいね、うちも行きたい。」
💭「じゃ、私も〜。」
👾「おっけ、じゃあ海行きましょうか。」
🍯「いえーい!!」
ガチガチの武装でまたお台場まで走る。
しんどい。暑い。荷が重い。
🍯「ほら!!めっちゃ綺麗じゃん!!」
🦊「ほんとだ!!しかも涼しい!!」
🌙「潮の香りが凄いですね。」
💭「The 海 って感じ。」
確かに言われていた通り、涼しくて気持ちいい。
視覚聴覚嗅覚触覚、いろんな感覚から気持ちよさを感じとれる。
⚡️「空も綺麗やし……な?ん?」
🐸「え?」
🕯「なにあれどうなってんの。」
海の綺麗さに目を奪われていて全然気が付かなかったが、空を見上げるとなぜか段々と暗くなっていた。
いや、暗いというか黒くなっていっている。
🦊「ねぇ、なんかあそこやばい事になってるよ!?」
言われた方向に目をやると、なんと海の上の空が割れ始めていた。
どんどん割れ目は大きく酷くなっていき、みるみるうちに空が壊れていく。
💭「まってまってほんとにどういうこと、わかんないわかんない!!」
🫘「落ち着け、一旦冷静にならな。」
💭「むりむりむりむり、だぁぁぁぁあ!!!」
空はあっという間に崩壊し、続いて地上にまで割れ目が侵食してくる。
空にできた謎の空間からは薄暗い霧のようなものが出てきていた。
怪しみながらも、誰一人として状況を理解できず唖然としているほかなかった。
案の定、空から降り注いでくる霧を吸い込んでしまい、1人、また1人とバタバタ意識を失っていく。
そして全員倒れてしまった。
🍷「おい、起きろって。」
誰かの声が聞こえる。
誰の声かわからない。
聞いたことの無い声。
というかあれからどうなったんだろう。
みんなは無事なのかな。
とりあえず目を覚まさなきゃな。
🍷「おっ、やっと起きた。」
👾「…え?誰?」
目を覚ますと、そこには知らない人が立っていた。